ソノマのピノ・ノワール・プロデューサーとして絶大な人気を誇るコスタ・ブラウン(Kosta Browne)がついにテイスティング・ルームを開きました(Pinot Noir Icon Kosta Browne Winery Launches a Tasting Experience (So You Can Get Around That Notoriously Long Waitlist) | Food & Wine)。場所は以前から醸造設備を置いているセバストポールの「ザ・バーロー(Barlow)」。この春にオープンし、8月からは「ギャラリー・テイスティング」というメニューを加えるとのこと。
Kosta Browne
コスタ・ブラウンは3万人のメーリング・リスト・メンバーを抱える人気ワイナリー。特にフラッグシップの4バレルは「12年待ち」だといいます。

バーローでのワイナリー見学と試飲は無料。「ギャラリー・テイスティング」はメーリング・リスト・メンバーは75ドル。新規加入者の場合は125ドル。

ギャラリー・テイスティングは別室でバック・ヴィンテージの試飲に加え、「オブザベーション・シリーズ」という、今後単一畑として出すことを考えているというワインを試飲できるとのこと。このシリーズはここでしか購入できません。

コスタ・ブラウンの現在のワインメーカーはニコ・クエバ(Nico Cueva)という人。以前よりは少し軽いスタイルになっているようですが「エレガント・インテンシティ」というマイケル・ブラウンが打ち出した方策からははずれていないとのこと。

出資者の変更が相次ぐワイナリーではありますが、依然として高い人気を保っているようです。