オークション市場でのワイン価格のインデックスを作成している英国のLiv-exがカリフォルニアワインの指標「カリフォルニア50」を作成しました。これは過去10ヴィンテージの、オーパス・ワン、スクリーミング・イーグル、ドミナス、ハーラン・エステート、リッジ・モンテ・ベッロの5つのワインの価格を指標化したもの。これら5つのワインが選ばれたのは、オークション市場で最も活発に取引されているからだそうです。

過去10年の指標
過去10年の指標を見ると、ボルドーや、上位50ワインの指標と比べてやや下回っていますが、安定して伸びていることがうかがえます。

ここ1年の指標
一方、ここ1年で見ると他の指標を上回る勢い。つまり現在投資する価値がかなり高いということになります。

ワインを投資の対象にするのはいかがなものか、という意見もあるかとは思いますが、実際に投資として活発に取引されているのも事実。カリフォルニアワインの地位向上のためにはオークション市場での存在感や指標による評価というのも大きなことだと思っています。