昨日、中川ワインの試飲会の記事で紹介したリヴァース・マリーのベアワロー・ヴィンヤード・シャルドネ、調べたら2016年が初ヴィンテージでした。そして、ピノ・ノワールの方は2015年から(知らなかった…)。2016年にはアンダーソン・ヴァレーAVAのピノ・ノワールも造っていて、かなりこの地域が気に入っている様子です。サイトにも「We are really liking Anderson Valley these days」とありました。

どちらも生産量は200ケースほど。リヴァース・マリーのワインはどれもそうですが生産量少ないんです。それでいて品質は高く、価格は抑えめ。米国の価格と比べても大きく変わらなかったり、逆に日本の方が安かったり。褒めない理由がありません。

ちなみに、ベアワローのシャルドネはヴィナスで93点。ピノ・ノワールの2016は94+。ついでに言うと昨日の記事で紹介したオキシデンタル・リッジ・ヴィンヤードのピノ・ノワールは95点、シルバー・イーグルは94点。つまりどれもこれくらいの高評価なのです。畑の個性もそれぞれかなりはっきり出ているので、点数で選ぶより、好みのタイプで選ぶ方がいいと思います。

ベアワロー・シャルドネの価格も実売は7000円台から。ワイン・サーチャーの平均価格77ドルよりも安くなっています。ピノ・ノワールは少し高いですが、それでも米国の価格と変わらないくらい。


オキシデンタル・リッジ・ヴィンヤードとシルバー・イーグルを挙げておきます。