昨年のコンステレーション・ブランズからEJガロへのブランド売却に伴い、閉鎖してしまったのがソノマにあるレーヴェンズウッドのワイナリー兼テイスティングルーム。そこをソノマのデベロッパー、ケン・マトソンが買い取り、アンジェリーナ・モンダヴィがワイナリーにすることが判明しました(Sonoma developer Ken Mattson picks Angelina Mondavi to lead new brand in former Ravenswood winery | The North Bay Business Journal)。
アンジェリーナ
ケン・マトソンはここ数年、ソノマ・ヴァレーを中心に不動産を買い漁っているデベロッパー。謎に包まれた人物ですが、場所がいいのにあまり有効活用されていなかったところを選んで買っているとのこと。おそらくレーヴェンズウッドもその一つとして目についたのでしょう。

アンジェリーナ・モンダヴィはロバート・モンダヴィの弟であるピーターの孫。家族のCKモンダヴィのほか、4姉妹で作る「ダーク・マター」、父、姉と作る「エイロフト」、マイケル・モンダヴィの息子ロブ・ジュニアと作るフォース・リーフといったワイナリーに携わっています。

今回の新ワイナリーはハロー・セラーズ(Harrow Cellars)という名前で今年のヴィンテージからワイン作りを開始。一般へのオープンは2021年になる見込みです。