ポール・ラトー(Paul Lato)といえばサンタ・バーバラを中心に銘醸畑から素晴らしいワインを作っていますが、ついにナパはカーネロスのハイド(Hyde)・ヴィンヤードのシャルドネとピノ・ノワールを作りました。

最近は他の産地と比べてちょっと影が薄くなっているカーネロスですが、やはりハイドは別格です。キスラー、オーベール、ポール・ホブズ、パッツ・アンド・ホール、TOR、デュモル、レイミーといったそうそうたるワイナリーがハイドのワインを作っています(実はマーカッシンのハイドというのも1990年に作られていたようです)。

ポール・ラトーはワインごとにオリジナルの名前を付けますが、ハイドのシャルドネは「ゴールドバーグ・ヴァリエーションズ(Goldberg Variations)、ピノ・ノワールは「マジック・モーメンツ(Magic Moments)」という名前になっています。生産量はピノ・ノワールがわずか100ケース、シャルドネも190ケースと少量です。

ピノ・ノワール2018はワイン・アドヴォケイトで97+の評価。実は同誌のハイドの評価で最高となっています。シャルドネも96という高評価。ピノ・ノワールはすでにインポーター完売だそうです。

ワッシーズ


柳屋