ロバート・パーカーがかつてコスパ最強として賛美していたワインがマリエッタのオールド・ヴァイン・レッドです。スティル・ワインとしては異例なノン・ヴィンテージとして作られるワインで実際に複数のヴィンテージをブレンドして作られています。品種の構成も公開されていませんが基本的にはジンファンデルをベースにしてシラーやプティ・シラーなどをブレンドしています。

年に数回のボトル詰めごとにロット番号が割り振られます。日本には現在ロット68が出回っており、71が今月入ってくるところです。このロット71はワイン・アドヴォケイトのエリン・ブルックスが昨年末の「レビュアーズ・フェイバリット」の1本に上げており、94点という高得点を付けています。

米国での価格は18ドルですが、日本は希望小売価格2500円とかなりリーズナブル。ショップによっては税込みで2000円台前半とほぼ現地価格で極めてお買い得になっています。

ワイン・イン・スタイルが輸入しているこのワイン、実は先日の試飲会でも個人的にはお気に入りの一つに入れていました。ただお薦め記事を書くときに、試飲会で書いたテイスティング・コメントが「濃厚」という部分しか読み取れず、記事に載せるのをやめてしまったという、ちょっと苦い記憶が…

そんなわけで私からもお薦めとさせていただきます。