近年増えている「ユニバーサル」タイプのワイングラス。赤ワインでも白ワインでも美味しく飲めるので便利ですが、やや価格の高い製品が多いのがネックでした。例えば、このタイプを広めた立役者の一つであるジャンシス・ロビンソンのグラスだとペアで1万4000円となかなか高価。ちょっと躊躇してしまう価格です。

そのユニバーサルタイプのグラスの一つ「Gabriel Glas」が並行輸入品ですが安価で売っています。1脚税込み2190円、2脚なら送料無料のショップもあります。ちなみに正規輸入品では6600円となっています。


このグラスを知ったのは、SFクロニクルのライターによるグラスの記事で、彼女が使っているグラスがこれだとのこと。Gabriel Glasにはマシンメイドと手作りのものがあり、彼女は高価(正規輸入品では1万4850円)な手作りの方を使っているようですが、基本的に形やサイズはどちらも同じです。手作りの方は100gを切る超軽量なのが魅力ではありますが。

我が家も子供が成人になったのでグラスを増やしてもいいかと思い、購入してみました。確かに超軽量ではありませんが、それほど重いわけではないし、香りも取りやすく使い勝手もいい感じです。あまり軽量なものは洗うのも拭くのも怖いですし。


家で使っている他のグラスと並べてみた写真です。このほか白ワインではリーデル「オー」のリースリング/ソーヴィニヨン・ブラン用のものをよく使っています。

並べたグラスは左がリーデルVinumのカベルネ・ソーヴィニヨン用、右が木村硝子店のサヴァ24ozです。Vinumの方は20年以上使っていますが、丈夫で使い勝手のいいグラスです。カベルネ・ソーヴィニヨン用のグラスとしてはスタンダードといっていいのではないでしょうか。

Vinumのピノ・ノワール用も使っていましたが、それを割ってしまい、代わりに購入したのが木村硝子店のサヴァ24oz。超軽量で洗うときはいつもドキドキですが、ピノ・ノワールやいいシャルドネのときには素晴らしいグラスです。

Gabriel GlasはVinumのカベルネ・ソーヴィニヨンよりもちょっと背が高く腰高のスタイル。重さを図ってみたところ148gでした。サヴァ24ozは92gと本当に軽く、Vinumは200gとGabriel Glasよりもまだだいぶ重量級でした。

Gabriel Glas、お薦めです。