再びパリ16区の紹介になりますが年末特価ということで,カベルネ系ではトップクラスのワインが出ています。絶対的な金額は高いですが,米国と比べてもそん色ない価格。ここぞというときにはいいかもしれません。

ワインはシェイファーとコルギンとエイブリュー。ShaferではHillside Select 2003が税込み2万6800円。前年がWAで100点だったのに対し,こちらは95点と多少見劣りしますが,なんといってもHillside Selectです。ちなみにWine-Searcherでの最安は230ドルですからほぼ同じか,税率によってはこちらの方が安いくらい。ちなみに同じページに出ている廉価版のOne Point Five 2004は米国で65ドルが税込み6880円と,米国よりも安くなっています。

Colginはどれを紹介すればいいか悩ましいところですが,IX Estate Proprietary Red 2003にしておきましょう。これも米国で240ドルくらいからなのが2万9800円。同じワインの2004は3万9800と1万円も上がっていますが,米国でも100ドル上がっているのでどちらがお買い得かは微妙なところです。

AbreuのMadrona RanchからはWAで96-100点が付いている2001年のものを紹介。これは米国では320ドルくらいのショップもありますが600ドル付けているところもあるというワイン。

500円のパンを高いと書いたあとに3万,4万もするワインが安いとは何事かと言われそうですが,まあ少なくともOpus Oneに3万円近くを投資するんだったら,こっちの方が100倍くらいお勧めです。個人的にはColginにそそられるものがあります。