Wine Advocate誌でピノ・ノワールとシャルドネの両方で98点以上を取ったことがある、カリフォルニアのワイナリーがいくつあるかわかりますか?

両方とも100点を取ったのがマーカッサン(Marcassin)とピーター・マイケル(Peter Michael)の2つ。これに続くのがオーベール(Aubert)とキスラー(Kistler)、デュモル(DuMOL)の3ワイナリーで、この5つで全部です。

相撲で言えばマーカッサンとピーター・マイケルが横綱で、後の3つが大関クラス。これだけ高評価の割にはデュモルは比較的安価で入手できます。

例えばシャルドネで98点を取った2010年のEstateは日本では1万円を切る価格で売られていました。

今回はピノで98点を取った2012年のFinn(Estateが55%、Occidental Road Vineyardが45%)が1万円台で出ています。

ただし、元々生産量が少なく、日本に入ってくる本数も限られているので、いつでも買えるワインではありません。見つけたときに買わないと、入手できないと思っていた方がいいでしょう。