中川ワインの試飲会で美味しかったワイン(2019年2月)
中川ワインさんの試飲会に行ってきました。この日はあまり時間がなかったので、全数試飲はできず、定番品はパスしてしまったものが多くなってしまいましたが、新しいワインなど発見もいろいろありました。そのなかでも特に、美味しかったワインを報告します。
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オー・ボン・クリマのシャルドネ「ニュイ・ブランシェ」の2015年です。毎年何らかのニックネームが入るワインですが、今回は「無二」と漢字で入っています。日本大好きな娘さん(イザベルさん)が付けたものだそうで、唯一無二のワインという意味合いが込められています。とてもきれいな味わいのシャルドネ。かすかに樽のニュアンスがあります。昔の「新樽200%」と言っていたイメージのワインとはだいぶ異なりますが、今は今の魅力があります。
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マックマニスのシャルドネ2017。コスパで定評あるワイナリーですが、このシャルドネもうまみがしっかりあり、バランスもよく1000円台とは思えない出来です。
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マックマニスの赤の中でも個人的に特に魅力を感じたのが、このピノ・ノワールと今回新入荷となったプティ・シラー。特にピノ・ノワールは安くて満足いくものがなかなかない品種ですが、これはいいです。
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リヴァース・マリーのソノマ・コースト・ピノ・ノワール2017。5800円というのは破格の値段で、トーマス・リヴァース・ブラウンが作っているワインの中でもおそらく最安なのではないかと思います。彼が作るボアズ・ビューなどとは対称的なエレガントなピノ・ノワール。
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オー・ボン・クリマのノックス・アレキサンダーとイザベルの2つのフラッグシップ・ピノ・ノワール。これだけワインが高騰する中、今でもフラッグシップが6000円台というのはありがたいです。ボールドな味わいのノックスと繊細なイザベル、と個性がはっきりわかれるところも面白いワインです。
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トーマス・リヴァース・ブラウンがシュレーダーのフレッド・シュレーダーと手がけるワイナリーの一つがアストン。トゥルー・ソノマ・コーストと呼ばれる、ソノマ・コーストでも太平洋に近いところの畑で作るピノ・ノワールで、非常にゴージャスで強い味わいの一方で、酸がキリッとしており、個人的にはとても魅力を感じるピノ・ノワールの一つです。
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ベッドロックのオールド・ヴァインの新ヴィンテージ2017です。味わいはこれまでと変わることなく、とても複雑さのあるジンファンデル主体のワイン。ジンファンデルというと甘くてビッグなワインというイメージがありますが、これは甘さとは無縁で古木の畑の良さを引き出したワイン。ベッドロックの中では入門的なワインですが、その味わいの複雑さのレベルは単一畑ものに負けていません。
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中川ワインの中でも一昨年からの大ヒットが「ナパ・ハイランズ」のカベルネ・ソーヴィニヨン。ただ、人気すぎて品薄状態が常に続いているのが難点で、それに続くような同価格帯のカベルネ・ソーヴィニヨンがいくつかラインアップされています。その中でも一番魅力を感じたのがエクスペリエンス。とても美味しいです。ナパ・ハイランズに負けていません。
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1万円以下のカベルネ・ソーヴィニヨンの中で1ランク上の味わいを見せていたのがホーニッグのカベルネ・ソーヴィニヨン。高級感あります。
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ワイナリー廃業のため、125ドルのカベルネ・ソーヴィニヨンが8500円という破格の値段で売られているのがアリル。前回2012年のものを試飲していましたが、今回は2014年。これもとても美味しく1万円以下で買えるのはびっくりという価値のあるワインです。このレベルのものがこの価格で出てくるのはめったにないことなので、セラーがあれば買いためてもいいと思います。
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またもやトーマス・リヴァース・ブラウンのワインでごめんなさいという感じなのですが、それだけ彼のワインは魅力があるということなのです。これもフレッド・シュレーダーとソノマで作るボアーズ・ビュー。4万7000円というのはアストンと比べても4倍くらいしますが、本当にゴージャスな味わいでマーカッシンのライバルになってくるワインだと思います。
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ほんとすみません。これもまたトーマス・リヴァース・ブラウンです。ピノ・ノワールとシャルドネがメインのリヴァース・マリーですが、ナパのカベルネ・ソーヴィニヨンも作っています。ワイン・アドヴォケイトで95-97という高評価。これも1万円台というのは安く感じます。
このほか写真を取り忘れたものではジャン・シャルル・ボワセのペットナットも面白かったです。ガメイを使っており、実はフランス産。
ダックホーン傘下のマイグレーションは5000円から4400円に値下げされました。シャルドネはとてもきれいで高級感あり。ピノ・ノワールもベリーの風味が楽しい、いいワインです。
オー・ボン・クリマのシャルドネ「ニュイ・ブランシェ」の2015年です。毎年何らかのニックネームが入るワインですが、今回は「無二」と漢字で入っています。日本大好きな娘さん(イザベルさん)が付けたものだそうで、唯一無二のワインという意味合いが込められています。とてもきれいな味わいのシャルドネ。かすかに樽のニュアンスがあります。昔の「新樽200%」と言っていたイメージのワインとはだいぶ異なりますが、今は今の魅力があります。
マックマニスのシャルドネ2017。コスパで定評あるワイナリーですが、このシャルドネもうまみがしっかりあり、バランスもよく1000円台とは思えない出来です。
マックマニスの赤の中でも個人的に特に魅力を感じたのが、このピノ・ノワールと今回新入荷となったプティ・シラー。特にピノ・ノワールは安くて満足いくものがなかなかない品種ですが、これはいいです。
リヴァース・マリーのソノマ・コースト・ピノ・ノワール2017。5800円というのは破格の値段で、トーマス・リヴァース・ブラウンが作っているワインの中でもおそらく最安なのではないかと思います。彼が作るボアズ・ビューなどとは対称的なエレガントなピノ・ノワール。
オー・ボン・クリマのノックス・アレキサンダーとイザベルの2つのフラッグシップ・ピノ・ノワール。これだけワインが高騰する中、今でもフラッグシップが6000円台というのはありがたいです。ボールドな味わいのノックスと繊細なイザベル、と個性がはっきりわかれるところも面白いワインです。
トーマス・リヴァース・ブラウンがシュレーダーのフレッド・シュレーダーと手がけるワイナリーの一つがアストン。トゥルー・ソノマ・コーストと呼ばれる、ソノマ・コーストでも太平洋に近いところの畑で作るピノ・ノワールで、非常にゴージャスで強い味わいの一方で、酸がキリッとしており、個人的にはとても魅力を感じるピノ・ノワールの一つです。
ベッドロックのオールド・ヴァインの新ヴィンテージ2017です。味わいはこれまでと変わることなく、とても複雑さのあるジンファンデル主体のワイン。ジンファンデルというと甘くてビッグなワインというイメージがありますが、これは甘さとは無縁で古木の畑の良さを引き出したワイン。ベッドロックの中では入門的なワインですが、その味わいの複雑さのレベルは単一畑ものに負けていません。
中川ワインの中でも一昨年からの大ヒットが「ナパ・ハイランズ」のカベルネ・ソーヴィニヨン。ただ、人気すぎて品薄状態が常に続いているのが難点で、それに続くような同価格帯のカベルネ・ソーヴィニヨンがいくつかラインアップされています。その中でも一番魅力を感じたのがエクスペリエンス。とても美味しいです。ナパ・ハイランズに負けていません。
1万円以下のカベルネ・ソーヴィニヨンの中で1ランク上の味わいを見せていたのがホーニッグのカベルネ・ソーヴィニヨン。高級感あります。
ワイナリー廃業のため、125ドルのカベルネ・ソーヴィニヨンが8500円という破格の値段で売られているのがアリル。前回2012年のものを試飲していましたが、今回は2014年。これもとても美味しく1万円以下で買えるのはびっくりという価値のあるワインです。このレベルのものがこの価格で出てくるのはめったにないことなので、セラーがあれば買いためてもいいと思います。
またもやトーマス・リヴァース・ブラウンのワインでごめんなさいという感じなのですが、それだけ彼のワインは魅力があるということなのです。これもフレッド・シュレーダーとソノマで作るボアーズ・ビュー。4万7000円というのはアストンと比べても4倍くらいしますが、本当にゴージャスな味わいでマーカッシンのライバルになってくるワインだと思います。
ほんとすみません。これもまたトーマス・リヴァース・ブラウンです。ピノ・ノワールとシャルドネがメインのリヴァース・マリーですが、ナパのカベルネ・ソーヴィニヨンも作っています。ワイン・アドヴォケイトで95-97という高評価。これも1万円台というのは安く感じます。
このほか写真を取り忘れたものではジャン・シャルル・ボワセのペットナットも面白かったです。ガメイを使っており、実はフランス産。
ダックホーン傘下のマイグレーションは5000円から4400円に値下げされました。シャルドネはとてもきれいで高級感あり。ピノ・ノワールもベリーの風味が楽しい、いいワインです。