Wine Spectatorの記事によると、Sine Qua Non(シネ・クア・ノン)のオーナー/ワインメーカーであるマンフレッド・クランクル(Manfred Krankl)が9月14日、オートバイで事故を起こしたそうです(Winemaker Manfred Krankl on Mend After Motorcycle Accident | News | News & Features | Wine Spectator)。
カーブを曲がりきれずに投げ出され、頭部に大怪我。ヘリで緊急搬送され、手術を受けました。
幸いにして様態は安定しており、快方に向かっているようです。
収穫の真っ最中でもあり、今年のワインのできがどうなるかは、若干気になるところです。
何はともあれ、最悪の事態を免れてよかったです。
そういえば、今年はHirsch VineyardsのDavid Hirschの事故もありました。その後、快方に向かっているという話は娘であるJasmine Hirschが書いていましたが、今はどうなっているのでしょう。
カーブを曲がりきれずに投げ出され、頭部に大怪我。ヘリで緊急搬送され、手術を受けました。
幸いにして様態は安定しており、快方に向かっているようです。
収穫の真っ最中でもあり、今年のワインのできがどうなるかは、若干気になるところです。
何はともあれ、最悪の事態を免れてよかったです。
そういえば、今年はHirsch VineyardsのDavid Hirschの事故もありました。その後、快方に向かっているという話は娘であるJasmine Hirschが書いていましたが、今はどうなっているのでしょう。
ワインインスティテュートは10月7日(火)の17:00~18:30まで、渋谷のセルリアンタワー東急ホテルで一般向けの大規模な試飲会を開きます。60社を超えるワイナリが参加予定であり、参加費はわずか1000円。100名限定となっています。
年齢確認のため、入場に際しては、写真付きの身分証明書の提示が必要となります。
申し込みはFacebook上のイベントページ(以下のリンク先)から「参加する」をクリックしてください。
Wine Institute of California Grand Tasting Tokyo 2014
既に64人が参加予定となっています。お申し込みは急いだほうがいいと思います。
私も参加したいのはやまやまなのですが、17:30まで会議があって、ちょっとむずかしいかなあ…
年齢確認のため、入場に際しては、写真付きの身分証明書の提示が必要となります。
申し込みはFacebook上のイベントページ(以下のリンク先)から「参加する」をクリックしてください。
Wine Institute of California Grand Tasting Tokyo 2014
既に64人が参加予定となっています。お申し込みは急いだほうがいいと思います。
私も参加したいのはやまやまなのですが、17:30まで会議があって、ちょっとむずかしいかなあ…
スタッグス・リープ・ワイン・セラーズが9月23日、新しいビジターセンターをオープンしました(Stag's Leap Wine Cellars opens $7 million visitors' center)。700万ドル(7億円あまり)をかけているそうです。
歴史に名高いパリ・テイスティングで1位を取ったワインの畑であるFAY、S.L.V.の畑(写真)を見下ろせるものになっているそうです。
ビジターセンターの設計はJavier Barbaという人によるもの。自然を尊重し、自然と溶け込んだようなデザインが特徴で、今回のビジターセンターにも地域の石が使われているとのことです。
歴史に名高いパリ・テイスティングで1位を取ったワインの畑であるFAY、S.L.V.の畑(写真)を見下ろせるものになっているそうです。
ビジターセンターの設計はJavier Barbaという人によるもの。自然を尊重し、自然と溶け込んだようなデザインが特徴で、今回のビジターセンターにも地域の石が使われているとのことです。
8月の地震からの復旧を手助けするために、ナパでチャリティ・イベントが開かれます。名前は「Napa Valley Rocks Weekend 2014」。9月25日(木)のディナーから始まり、28日(日)のNapa Rocks!コンサートまで。日曜日にはハーフマラソンも開催されます。
収益はすべてNapa Valley Community Support Fundに寄付されます。Napa Rocks!のチケットは売り切れ間近とのことです。
気軽に参加できるイベントもいろいろあるので、サイトをチェックしてみてください。
収益はすべてNapa Valley Community Support Fundに寄付されます。Napa Rocks!のチケットは売り切れ間近とのことです。
気軽に参加できるイベントもいろいろあるので、サイトをチェックしてみてください。
ナパのスプリング・マウンテンにあるワイナリGuilliams(グイリアムズ)を中国系資本のワイナリーKieu Hoang(キュー・ホアン)が買収することが9月18日に発表されました(Kieu Hoang Winery Acquires Guilliams Vineyards -- NAPA, Calif., Sept. 18, 2014 /PRNewswire/ --)。
参考:Guilliams Vineyards: Spring Mountain山中に佇む隠れ家のようなワイナリ
グイリアムズは参考記事にもあるように、スプリング・マウンテンの隠れ家のような小さなワイナリ。キュー・ホアンは最高のカベルネ・ソーヴィニヨンを作るという目的のために買収したとのことです。前オーナーのジョン・グイリアムズはコンサルタント兼ワインメーカーとして残るそうです。
キュー・ホアンは、これまでワインのほとんどを中国向けに輸出しています。今年6月にはカーネロスにあるマイケル・モンダヴィのプロパティを購入し(「マイケル・モンダヴィがワイナリ施設を売却」を参照)、米国向けにも販売を始めています。
ワイナリーのサイトを見るとワインの名前に「Kamikaze」(神風)や「Tennnobudo」(天のブドウ)「Kogo」(皇后)「Kotaishi」(皇太子)といった日本語由来と考えられるものが付けられています。
グイリアムズのところで作るワインはTennnobudoで使われる見込みとのことですが、このシリーズのボトルはまるでウイスキーのような角ばったこの。ちょっとイメージがわきません。
参考:Guilliams Vineyards: Spring Mountain山中に佇む隠れ家のようなワイナリ
グイリアムズは参考記事にもあるように、スプリング・マウンテンの隠れ家のような小さなワイナリ。キュー・ホアンは最高のカベルネ・ソーヴィニヨンを作るという目的のために買収したとのことです。前オーナーのジョン・グイリアムズはコンサルタント兼ワインメーカーとして残るそうです。
キュー・ホアンは、これまでワインのほとんどを中国向けに輸出しています。今年6月にはカーネロスにあるマイケル・モンダヴィのプロパティを購入し(「マイケル・モンダヴィがワイナリ施設を売却」を参照)、米国向けにも販売を始めています。
ワイナリーのサイトを見るとワインの名前に「Kamikaze」(神風)や「Tennnobudo」(天のブドウ)「Kogo」(皇后)「Kotaishi」(皇太子)といった日本語由来と考えられるものが付けられています。
グイリアムズのところで作るワインはTennnobudoで使われる見込みとのことですが、このシリーズのボトルはまるでウイスキーのような角ばったこの。ちょっとイメージがわきません。
カストロ・ヴァレーにあるWestover Wineryというワイナリが、罰金の支払いが理由でワイナリを閉じることになりました(Winery fined $115k over volunteers to close)。
罰金を課せられた理由は、収穫にボランティアを使ったから。法律によると、営利目的の事業ではボランティアを使ってはいけなく、最低限の報酬以上を支払わないといけないのです。
罰金の総額は11万5000ドル。元々小規模でやっているワイナリですから、とても支払いはできず、ワイナリは閉鎖することになってしまいました。
ワイナリの顧客にとっては、収穫を手伝うことは、楽しみであり、とても報酬を請求するようなものではないと思うのですが、現在の法律だとその好意を利用することは難しいようです。
Grace Familyなんかは収穫にボランティア使うので知られていますが、大丈夫なのでしょうか? 実はNPOだったりするのかな?
罰金を課せられた理由は、収穫にボランティアを使ったから。法律によると、営利目的の事業ではボランティアを使ってはいけなく、最低限の報酬以上を支払わないといけないのです。
罰金の総額は11万5000ドル。元々小規模でやっているワイナリですから、とても支払いはできず、ワイナリは閉鎖することになってしまいました。
ワイナリの顧客にとっては、収穫を手伝うことは、楽しみであり、とても報酬を請求するようなものではないと思うのですが、現在の法律だとその好意を利用することは難しいようです。
Grace Familyなんかは収穫にボランティア使うので知られていますが、大丈夫なのでしょうか? 実はNPOだったりするのかな?
カリフォルニアのジェリー・ブラウン州知事は2014年9月16日、地下水利用を制限するための条例3つに署名しました(Office of Governor Edmund G. Brown Jr. - Newsroom)。
これまでも川などからの取水には制限がありましたが、地下水については無法状態。今年の水不足で、地下水についてもコントロールする必要が急速に高まりました。
なお、西海岸の他の州(オレゴン、コロンビア)では既に同様の条例があるとのことです。
これまでも川などからの取水には制限がありましたが、地下水については無法状態。今年の水不足で、地下水についてもコントロールする必要が急速に高まりました。
なお、西海岸の他の州(オレゴン、コロンビア)では既に同様の条例があるとのことです。
Wines & Vines誌が年刊の米国ワイナリ・データベースをまとめました(U.S. Winery Count Passes 8,000 - Wines & Vines - Wine Industry News Headlines)。それによると、2014年8月の全米のワイナリの数は8049。昨年の7611から403(6%)増えました。
州別に見ると当然ながら圧倒的に多いのはカリフォルニア。ただワイナリ数は3782と全体の48%。半分には達しませんでした。
2番めはワシントンで681。3番めはオレゴンで599、4番めはニューヨーク州で320です。オレゴンは昨年の550から49(10%)増え、増加数ではトップでした。
また、生産量で見ると、カリフォルニアは3億1300万ケースと、全体の89%にも達していました。
2番めはワシントン州で1300万ケースと全体の4%、3位はワイナリ数とは順位が入れ替わってニューヨーク州の1200万ケース(全体の3%)。
オレゴンは330万ケースとニューヨークの3分の1にも達していません。小さなワイナリばかりであることがよく分かります。
また同時に消費者への直接販売は2014年8月が7800万ドルと2013年の同月よりも17%、1100万ドル増えたことも明らかになりました。
州別に見ると当然ながら圧倒的に多いのはカリフォルニア。ただワイナリ数は3782と全体の48%。半分には達しませんでした。
2番めはワシントンで681。3番めはオレゴンで599、4番めはニューヨーク州で320です。オレゴンは昨年の550から49(10%)増え、増加数ではトップでした。
また、生産量で見ると、カリフォルニアは3億1300万ケースと、全体の89%にも達していました。
2番めはワシントン州で1300万ケースと全体の4%、3位はワイナリ数とは順位が入れ替わってニューヨーク州の1200万ケース(全体の3%)。
オレゴンは330万ケースとニューヨークの3分の1にも達していません。小さなワイナリばかりであることがよく分かります。
また同時に消費者への直接販売は2014年8月が7800万ドルと2013年の同月よりも17%、1100万ドル増えたことも明らかになりました。
米国のオバマ大統領は2014年9月12日、8月24日にナパを中心に大きな被害を与えた地震を「大規模災害」宣言しました。これによって連邦の緊急用の財政から復旧を支援できるようになります(Obama Declares Napa Earthquake Major Disaster - ABC News)。
また、これまでこの地震による死者はでておりませんでしたが、65歳の女性が地震で負った頭の怪我によって亡くなったことが判明しました。ご冥福をお祈りいたします。
また、これまでこの地震による死者はでておりませんでしたが、65歳の女性が地震で負った頭の怪我によって亡くなったことが判明しました。ご冥福をお祈りいたします。
Silicon Valley Bank(SVB)の見積もりによると、2014年8月24日にナパ近くで起こった地震のワイン業界における被害額は8300万ドルに達するそうです(Napa quake: Wine industry losses top $83 million - SFGate)。
この調査はSVBkがナパ郡とナパ・ヴァレー・ヴィントナーズに依頼されて行ったもの。
SVBのロブ・マクミラン執行副社長によると、被害額の見積もりは控えめになっているといい、最大で1億ドル程度に達する恐れがあるそうです。
マクロで見ると、バルク・ワインが一番被害額が多く、今後販売するワインがなくなってしまったことから、ブランドの再構築にも時間がかかるだろうとのことです。
また、ワイナリの約60%が被害にあり、25%がかなりの被害を受けています。一番被害額が多かったワイナリは800万ドルに達する見込みです。このワイナリの名前は秘せられていますが、ヘス・コレクションのことでしょう。
この調査はSVBkがナパ郡とナパ・ヴァレー・ヴィントナーズに依頼されて行ったもの。
SVBのロブ・マクミラン執行副社長によると、被害額の見積もりは控えめになっているといい、最大で1億ドル程度に達する恐れがあるそうです。
マクロで見ると、バルク・ワインが一番被害額が多く、今後販売するワインがなくなってしまったことから、ブランドの再構築にも時間がかかるだろうとのことです。
また、ワイナリの約60%が被害にあり、25%がかなりの被害を受けています。一番被害額が多かったワイナリは800万ドルに達する見込みです。このワイナリの名前は秘せられていますが、ヘス・コレクションのことでしょう。
今年の水不足を受けて、カリフォルニアで地下水の利用について新たな条例を策定しようとしています。ジェリー・ブラウン知事がサインすれば実行に移されるという段階まで来ているようです(California Water Law Will Affect Vineyard Value | Wine News & Features)。
複数の法令があり、具体的にどうなるかははっきりしていないようですが、これまで地下水は使えるだけ使って構わなかったのが、地域の機関が「それ以上使ってはダメ」という制限を出せるようになります。
これで、急に水不足になるということではないですが、水に比較的困っていない地域と、そうでない地域で畑の価格も大きく変わっていく可能性がありそうです。
例えば、ナパではカーネロスとクームズビルだけ土壌が違っています。他の地域は地下水が比較的浅いところにあり、雨が降らなくても水不足の影響はあまりないのですが、これら2地域では水が足りなくなる恐れがあります。
水不足は今年の収穫には大きな影響を与えないようですが、今後どのようになっていくかは、注意したほうが良さそうです。
複数の法令があり、具体的にどうなるかははっきりしていないようですが、これまで地下水は使えるだけ使って構わなかったのが、地域の機関が「それ以上使ってはダメ」という制限を出せるようになります。
これで、急に水不足になるということではないですが、水に比較的困っていない地域と、そうでない地域で畑の価格も大きく変わっていく可能性がありそうです。
例えば、ナパではカーネロスとクームズビルだけ土壌が違っています。他の地域は地下水が比較的浅いところにあり、雨が降らなくても水不足の影響はあまりないのですが、これら2地域では水が足りなくなる恐れがあります。
水不足は今年の収穫には大きな影響を与えないようですが、今後どのようになっていくかは、注意したほうが良さそうです。
ソノマのシャトー・セント・ジーンで「Sonoma Harvest Wine Auction」というオークションが開催されました。落札額はチャリティに使われるというこのイベント、昨年実績の150万ドルに対して、今年は400万ドルと倍以上の落札額になりました(Sonoma Harvest Wine Auction Shatters All Records Raising $4 Million)。
このオークションはSonoma Wine Country Weekendのメインイベントとして開催されているもの。ソノマのワイナリ38軒が出品しています。ソノマ・ヴァレーだけでなくKosta BrowneやWilliams-Selyem、Seghesioなどロシアン・リバー・ヴァレー、ドライ・クリーク・ヴァレーなどにあるワイナリも出品しました。Auction Napa Valleyと同様、ワイナリでのディナーなどが含まれた出品が多かったようです。
そういえば、ソノマではHospice du Rhoneに名を借りたHospice of Sonomaというオークションがありましたが、近年は名前を聞かないようです(検索したところ2008年までは開かれていたもようです)。名前が問題になったのでしょうか?
このオークションはSonoma Wine Country Weekendのメインイベントとして開催されているもの。ソノマのワイナリ38軒が出品しています。ソノマ・ヴァレーだけでなくKosta BrowneやWilliams-Selyem、Seghesioなどロシアン・リバー・ヴァレー、ドライ・クリーク・ヴァレーなどにあるワイナリも出品しました。Auction Napa Valleyと同様、ワイナリでのディナーなどが含まれた出品が多かったようです。
そういえば、ソノマではHospice du Rhoneに名を借りたHospice of Sonomaというオークションがありましたが、近年は名前を聞かないようです(検索したところ2008年までは開かれていたもようです)。名前が問題になったのでしょうか?
今朝Wine Advocate誌214号のパソ・ロブレスについてまとめ記事を書きましたが、多分いろいろ見落としがあるだろうと思います。
パソ・ロブレスは自分にとっても未開の地なので、知らないワイナリが数多くあります。日本に輸入されていて気付いていないところもあるでしょう。
この機会に、気付いた方は教えていただけると助かります。『無敵のカリフォルニアワイン講座』の次はセントラル・コーストの予定なので、その予習にもなりますから。
というわけで、とりあえず1つClos Solène(クロ・ソレーヌ)を紹介します。南仏出身の夫婦が作るワイナリで、ラヴェンチュールでアシスタント・ワインメーカーを務めるかたわら、自身のワイナリを営んでいるそうです。今回は最高96点と高得点組に入ってきています。将来はラヴェンチュールやサクサムと並んでくるのでしょうか。
日本には、今回96点(2012年)を取ったHommage A Nos Pairs Reserve(オマージュ・ア・ヌ・ペアー・リザーブ)の2011年(これも95点と高得点!)や、今回94点(2012年)を取ったL'Or Blanc(ロル・ブラン)の2011年(こちらも94点)などが入っています。
パソ・ロブレスは自分にとっても未開の地なので、知らないワイナリが数多くあります。日本に輸入されていて気付いていないところもあるでしょう。
この機会に、気付いた方は教えていただけると助かります。『無敵のカリフォルニアワイン講座』の次はセントラル・コーストの予定なので、その予習にもなりますから。
というわけで、とりあえず1つClos Solène(クロ・ソレーヌ)を紹介します。南仏出身の夫婦が作るワイナリで、ラヴェンチュールでアシスタント・ワインメーカーを務めるかたわら、自身のワイナリを営んでいるそうです。今回は最高96点と高得点組に入ってきています。将来はラヴェンチュールやサクサムと並んでくるのでしょうか。
日本には、今回96点(2012年)を取ったHommage A Nos Pairs Reserve(オマージュ・ア・ヌ・ペアー・リザーブ)の2011年(これも95点と高得点!)や、今回94点(2012年)を取ったL'Or Blanc(ロル・ブラン)の2011年(こちらも94点)などが入っています。
先日、サンタ・バーバラのところから目についたワインを紹介しましたが、パソ・ロブレスではどうでしょうか。
今回は満点はないもののL'aventure(ラヴェンチュール)から99点が、またSaxum(サクサム)から97点以上のワインが大量に出ています。どちらのワイナリも日本に輸入はされていますが、コンスタントに入ってきている状況ではなく、銘柄も限られています。
特に、サクサムは以前7000円程度で多くのワインが売られていたことを考えると、現在の3万円近い価格は、実勢通りとはいえ、ちょっと引いてしまいます。
下のワインは以前輸入されたもの。現在では考えられない超お買い得です。
このほか96点以上のワインを出しているワイナリーはBooker、Epoch、Clos Solene、Torrin Torrinといったところ。いずれも日本への輸入はありません。
日本に輸入されているワインをいくつか見ましょう。
Foxgloveは2012年のカベルネ・ソーヴィニヨンとシャルドネ、ジンファンデルがレビューされています。カベルネが85点、シャルドネは89点、ジンファンデルは88点。価格を考えればシャルドネとジンファンデルは十分な点数です。ただし、シャルドネは現行輸入ヴィンテージは2011です。
インポーター紹介で取り上げたアイコニックは、パソ・ロブレスの複数のワイナリを取り扱っていますが、アデレーダ、バレル27、ミクプライスの3ワイナリが今回レビューされています。ただし、これも現在輸入されているものとはヴィンテージ違いです。
例えばアデレーダのロゼ2013年が89点。バレル27のライト・ハンド・マン・シラー2012が90点。ミクプライスではアルタス・ヴィーナスという赤ワインが92点、ビューティフル・アースという赤は94点を取っています。
パソ・ロブレスはまだ日本から見ると未開の土地のようです。
今回は満点はないもののL'aventure(ラヴェンチュール)から99点が、またSaxum(サクサム)から97点以上のワインが大量に出ています。どちらのワイナリも日本に輸入はされていますが、コンスタントに入ってきている状況ではなく、銘柄も限られています。
特に、サクサムは以前7000円程度で多くのワインが売られていたことを考えると、現在の3万円近い価格は、実勢通りとはいえ、ちょっと引いてしまいます。
下のワインは以前輸入されたもの。現在では考えられない超お買い得です。
このほか96点以上のワインを出しているワイナリーはBooker、Epoch、Clos Solene、Torrin Torrinといったところ。いずれも日本への輸入はありません。
日本に輸入されているワインをいくつか見ましょう。
Foxgloveは2012年のカベルネ・ソーヴィニヨンとシャルドネ、ジンファンデルがレビューされています。カベルネが85点、シャルドネは89点、ジンファンデルは88点。価格を考えればシャルドネとジンファンデルは十分な点数です。ただし、シャルドネは現行輸入ヴィンテージは2011です。
インポーター紹介で取り上げたアイコニックは、パソ・ロブレスの複数のワイナリを取り扱っていますが、アデレーダ、バレル27、ミクプライスの3ワイナリが今回レビューされています。ただし、これも現在輸入されているものとはヴィンテージ違いです。
例えばアデレーダのロゼ2013年が89点。バレル27のライト・ハンド・マン・シラー2012が90点。ミクプライスではアルタス・ヴィーナスという赤ワインが92点、ビューティフル・アースという赤は94点を取っています。
パソ・ロブレスはまだ日本から見ると未開の土地のようです。