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Date: 2019/1031 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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「ワインセラー パリ16区」がソノマの「センシーズ(Senses)」のワインを輸入開始、独占販売しています。

センシーズはソノマ・コーストで育った3人の若者が始めたワイナリー。そのうちの一人マックス・ティエリオット(シエリオット)は、ソノマ・コーストの銘醸畑B.A.ティエリオットの創設者の息子。俳優として人気ドラマ「SEAL Team」などに出演しています。同じく創設者の一人のマイルス・ローレンス・ブリッグスも両親がヒルクレストという畑の創設者で、これらの畑やチャールズ・ハインツ、シルバー・イーグルといった有名な畑のブドウを使ってシャルドネとピノ・ノワールを作っています。

ワインメーカーはかのトーマス・リヴァース・ブラウン。トーマス・リヴァース・ブラウンの顧客はほとんどがナパであり、ソノマで作っているワインは自身のリヴァース・マリー、シュレーダー傘下のボアズ・ビューとアストン、それ以外ではこのセンシーズだけとなっています。

既にワイン・アドヴォケイトでは最高95点と高く評価されています。

米国ではほとんどメーリングリストで販売されていますが、このワインにほれこんだパリ16区のオーナーが交渉して日本への輸入にこぎつけたそうです。


なお、キンケイド・ファイヤーは30%コンテインと少し消火活動が実ってきています。ただ、昨日も報じたように、ほかの地域でも火事が次々と起こっています。ロスアンゼルスの「イージー・ファイヤー」でも避難命令がでています。
Date: 2019/1022 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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ナパのワイナリーとしては異例なほどのコストパフォーマンスの高さを誇るのがカモミ(Ca'Momi)。そこのエントリーレベルの赤ブレンド、白ブレンドがワイナリー価格より安くなっています。

赤ブレンドのロッソ・ディ・カモミはカベルネ・ソーヴィニヨンにジンファンデル、メルロー、プティシラーのブレンド。白のビアンコ・ディ・カモミはシャルドネにソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン、ピノ・グリジオのブレンド。どちらもアルコール度数は13.5%と比較的抑えめです。バランス良く飲みやすいワイン。なお、エントリーレベルのこれら2本はナパ以外のブドウを使っています。

どちらもワイナリー価格は14.99ドルが、今回は1300円台とかなりのお買い得。デイリー用にお薦めです。

しあわせワイン倶楽部



柳屋です。

Date: 2019/1021 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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エノテカでハロウィーン時期などに開催する人気企画、宝探し「トレジャーハンティング」をやっています。3000円(税別)でワインを購入すると、特賞から6等までの23種のワインのどれかが送られてくるというもので、6等でも3500円以上のワインなので損はないはず。

今回は特賞がオーパス・ワンで2本。2等の一つにはオクシデンタル(スティーブ・キスラーのワイナリー)のSWKヴィンヤード ピノ・ノワールがあります。

オーパス・ワンももちろんいいけど、オクシデンタルのSWKも素晴らしい。いや、捕らぬ狸の皮算用ですが…。

25日までの限定発売ですが、予定数に達すると終了なのでお早めに。
なお、送料無料にするには税込みで1万円以上が必要で、これ3つだと9900円でちょっとだけ届かないのがちょっと残念なところ。

Date: 2019/1016 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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ナパの実力派ワイナリー「ホワイトホール・レーン」。カベルネ・ソーヴィニヨンやそのブレンドでナパのワインとしてはコストパフォーマンスの高いワインを数多く作っています。そのホワイトホール・レーンが一度だけのワインとして4割引の破格な価格で出しているのが「フレンズ・アンド・ファミリー カベルネ・ソーヴィニヨン 2017」。

1997年の10月にナパやソノマ、メンドシーノなどを襲った大きな山火事。大半のワインに影響はなかったのですが、ホワイトホール・レーンでは一部のカベルネ・ソーヴィニヨンで煙の風味が付いてしまいました。

それを取り除く措置を取って作られたのがこのワイン。名前を「フレンズ・アンド・ファミリー」とし、ラベルも家族や友人たちとワインを飲み交わす絵になっています。

私も試飲しましたが、煙くさいかというとそんなことはまったくなく、ミディアム・ボディでとても飲みやすいカベルネ・ソーヴィニヨンです。

ただ、飲み残して2日め、3日めとなると煙の風味を感じやすくなるようなことはあるそうです。家族や友人と一緒に飲んで1日で空けてしまったほうがいいかもしれません。

Date: 2019/1014 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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タイトルはできるだけ短くを心がけているのですが、何だか長くなってしまいました。それだけ書きたい要素が多いということですが、カリフォルニアワインあとりえで、限定オファーがあります。

マイグレーションはダックホーン傘下のワイナリーの中で冷涼地のピノ・ノワールとシャルドネを担当しています。似たようなコンセプトのワイナリーとしてゴールデンアイもありますが、ゴールデンアイはメンドシーノのアンダーソン・ヴァレー専任。それに対してマイグレーションではロシアン・リバー・ヴァレーやソノマ・コースト、サンタ・バーバラといったカリフォルニアの様々な冷涼地の畑のブドウを使っています。

通常はAVAものだけが輸入されていますが、今回はカリフォルニアワインあとりえ限定で、自社畑の単一畑ものが入荷しています。しかもピノ・ノワール、
シャルドネともにワイナリー価格より安いという大サービスです。

畑はランニングクリーク。あとりえによると周囲にはキスラーのトレントンロードやバインヒル、ロシアン・リバー・ヴァレーを代表する畑の一つリッチーなどがある1等地です。

ワイナリー価格はピノ・ノワールが83ドル、シャルドネが56ドルに対し、今回はどちらも税抜き5300円の安さ。ワイン・アドヴォケイトの評価はピノ・ノワールが91+、シャルドネが92と上々です。

入荷数限りなのでお早めに。



Date: 2019/1005 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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「オルカ・インターナショナルの試飲会で美味しかったワイン(2019年夏)」という記事で「1000円台のカベルネ・ソーヴィニヨンの中ではベストといってもいいでしょう」と書いたのがランチ32のカベルネ・ソーヴィニヨン。モントレーに広大な畑を持つシャイド・ファミリーの作るブランドの一つです。

柳屋のメルマガによるとこのワインのワイナリー価格はなんと30ドル(税抜き)とのこと。確かにサイトを見に行ったらその通りです。これが実売価格だと税込みで1500円台とかになってしまうのですから半額以下とも言えます。こりゃコスパいいわけです。

メリタージュの報はサイトに載っていなかったのでワイナリー価格は不明ですが、それより安いことはないでしょうから2000円台が激安なのは間違いなし。

個人的には「5000円までの価格帯別お薦めカベルネ系ワイン15選」の1000円台、2000円台はこれで書き換えないとという感じです。

安旨カベルネをお探しの方には激しくお薦めです。


[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ランチ32 カベルネソーヴィニヨン[2016]
価格:1628円(税込、送料別) (2019/10/5時点)





Date: 2019/1002 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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ワイン・アドヴォケイト誌はもともと隔月刊で偶数月の月末に発行されていましたが、紙の読者よりもオンラインが中心になった現在は、奇数月の月末や、月中などにも、少なめですが記事を公開するようになっています。9月末の公開では「USA, California, Napa Valley: More 2016s」と「USA, California, Napa Valley: Promontory」の2本を編集長のリサ・ペロッティ・ブラウンが書いています。

2016年のナパのカベルネ・ソーヴィニヨンは高品質だと当初から言われていましたが、前者の記事では145本中4本の100点、後者では4本中1本の100点が出ています。

プロモントリーについては「底知れぬポテンシャル、ハーラン第3のプロジェクト「プロモントリー」」という記事で詳しく書いていますが、ヴィナスでは既に100点が出ていて、今回ついに2016年でワイン・アドヴォケイトでも100点となりました。まさに来るべくして来た100点という感じです。

ハーラン・ファミリーではもう一方の記事でもハーラン・エステート2016に100点、ボンドのヴァシーナ(Vecina)2016に100点と3つのプロジェクトすべてで満点が出るというすさまじさです。

それ以外の100点はケークブレッド・セラーズのダンシング・ベア・ランチ2016、ダイヤモンド・クリークのグラヴェリー・メドー(Gravelly Meadow)2016にも100点が付いています。

ダイヤモンド・クリークは2013年のヴォルカニック・ヒル(Volcanic Hill)以来の満点。2016年はヴォルカニック・ヒルも99点、レッド・ロック・テラスが98+と3つのワインいずれもが高評価になりました。

満点のグラヴェリー・メドー2016はお取り寄せながら税込み3万1500円という安さ。また、ウメムラではマグナムボトルで3種が箱に入ったという貴重なセットを販売しています。さすがに高額ではありますが貴重なワインです。