今やサンタ・バーバラのワインの中でも超一流の域に入っているのがポール・ラトー。ポーランド出身のポール・ラトーはレストランでの経験も長く、極めて上品でしかも畑の良さを生かしたワインを作っています。
彼が唯一コンサルティング・ワインメーカーとしてワイン造りに携わったのがヒリアード・ブルース。サンタ・リタ・ヒルズに畑を持つ栽培家でもあり、ポール・ラトー自身のブランドでもヒリアード・ブルースのブドウを使ったワインを作っています。
そのヒリアード・ブルースの廃業によって2009年や2010年のピノ・ノワールがしあわせワイン倶楽部において輸入元協賛で1万円を切る価格になっています。
ポール・ラトーではレストラン向けに早飲みスタイルで作っている「マティネ」だけが1万円を切りますが、単一畑もので万円切りはありません。そういう意味でも貴重なワインです。
2009年のムーンがワイン・アドヴォケイトで92点、2010年のムーンとサンはどちらも91点です。サンの方がエレガントなスタイルでムーンの方がリッチな味わいですが、品質的な差ではなくスタイルの違いだとのことです。畑はかつて「Ashley's」という名前だったところ(今もFess Parkerはその名前で作っています)。ブリュワー・クリフトンのAshley'sは非常に高い評価を得ていました。
彼が唯一コンサルティング・ワインメーカーとしてワイン造りに携わったのがヒリアード・ブルース。サンタ・リタ・ヒルズに畑を持つ栽培家でもあり、ポール・ラトー自身のブランドでもヒリアード・ブルースのブドウを使ったワインを作っています。
そのヒリアード・ブルースの廃業によって2009年や2010年のピノ・ノワールがしあわせワイン倶楽部において輸入元協賛で1万円を切る価格になっています。
ポール・ラトーではレストラン向けに早飲みスタイルで作っている「マティネ」だけが1万円を切りますが、単一畑もので万円切りはありません。そういう意味でも貴重なワインです。
2009年のムーンがワイン・アドヴォケイトで92点、2010年のムーンとサンはどちらも91点です。サンの方がエレガントなスタイルでムーンの方がリッチな味わいですが、品質的な差ではなくスタイルの違いだとのことです。畑はかつて「Ashley's」という名前だったところ(今もFess Parkerはその名前で作っています)。ブリュワー・クリフトンのAshley'sは非常に高い評価を得ていました。
しあわせワイン倶楽部に「モンターニュ・ルース(Montagne Russe)」のソノマコースト・ピノ・ノワールが入荷しています。税込みで4000円そこそこという価格はワイナリー価格の32ドル(税抜き)とほとんど変わらない安さ。
ソノマコーストらしいきれいな味わいのピノ・ノワールがこの価格で入手できることはめったにありません。ちなみに先日はここのシャルドネを紹介しましたが、もう完売のようです。
ソノマコーストのお得ピノ・ノワールでこれと張れるものというとこちら(ショップは別です)。
ソノマコーストらしいきれいな味わいのピノ・ノワールがこの価格で入手できることはめったにありません。ちなみに先日はここのシャルドネを紹介しましたが、もう完売のようです。
ソノマコーストのお得ピノ・ノワールでこれと張れるものというとこちら(ショップは別です)。
コストコはいつも座間店に行っていますが、今年ワイン売り場が広がって、平置きの島が一つから二つになりました。その分1000円から5000円くらいのワインがだいぶ充実、カリフォルニアワインも増えています。
今回買ったのはこの3本。目玉はヘス・コレクションのライオンテイマー。4998円は現地価格とほぼ同じ。国内の普通の価格の半額近いです。
カベルネ・ソーヴィニヨンにプティシラーとマルベックをブレンドしたパワフルなワイン。
セブンデッドリージンは期間限定で1200円台になっていました。このブランドはマイケル・デイビッドが売却してしまったので、もしかしたら今後は入ってこないかもしれません。コストコにはマイケル・デイビッドのジンファンデルも入っているので飲み比べも面白いでしょう。
中央はそのマイケル・デイビッドのプティシラー「プティプティ」。あまりメジャーではないプティシラーを手軽に美味しく味わえる良品です。コストコにはとぎとき入ってくるので見かけるとつい買ってしまいます。
ちなみにこちらは、前回買ったワイン。どちらもマイケル・デイビッド。コスパ良いのでついつい買ってしまうんてすよね。
今回買ったのはこの3本。目玉はヘス・コレクションのライオンテイマー。4998円は現地価格とほぼ同じ。国内の普通の価格の半額近いです。
カベルネ・ソーヴィニヨンにプティシラーとマルベックをブレンドしたパワフルなワイン。
セブンデッドリージンは期間限定で1200円台になっていました。このブランドはマイケル・デイビッドが売却してしまったので、もしかしたら今後は入ってこないかもしれません。コストコにはマイケル・デイビッドのジンファンデルも入っているので飲み比べも面白いでしょう。
中央はそのマイケル・デイビッドのプティシラー「プティプティ」。あまりメジャーではないプティシラーを手軽に美味しく味わえる良品です。コストコにはとぎとき入ってくるので見かけるとつい買ってしまいます。
ちなみにこちらは、前回買ったワイン。どちらもマイケル・デイビッド。コスパ良いのでついつい買ってしまうんてすよね。
カリフォルニアワインあとりえでフラワーズのソノマ・コースト・シャルドネとピノ・ノワールが2割引になっています。
ただ、価格もさることながら、今回の注目はワインの解説をワインライターの立花峰夫さんが書いていること。立花さんといえば、最近ではワイナートのカリピノ特集の執筆で名を馳せましたが、それ以外にも布袋ワインズのFacebookでコラムを書いていたり、カリフォルニアワイン協会のインスタグラムでコラムを書いていたりと、大活躍してます。
一方カリフォルニアワインあとりえのワイン紹介はこれまで代表の野村さんが書いていましたが、これもかなりマニアックな視点で面白いので、それが読めないのはそれはそれでちょっと残念でもあり。
で、実際紹介文を読んでみるとやっぱり上手ですね。
次回作も期待です。
あとりえと言えば、この激安チャールズハインツもお薦めです。併せてどうぞ。
ただ、価格もさることながら、今回の注目はワインの解説をワインライターの立花峰夫さんが書いていること。立花さんといえば、最近ではワイナートのカリピノ特集の執筆で名を馳せましたが、それ以外にも布袋ワインズのFacebookでコラムを書いていたり、カリフォルニアワイン協会のインスタグラムでコラムを書いていたりと、大活躍してます。
一方カリフォルニアワインあとりえのワイン紹介はこれまで代表の野村さんが書いていましたが、これもかなりマニアックな視点で面白いので、それが読めないのはそれはそれでちょっと残念でもあり。
で、実際紹介文を読んでみるとやっぱり上手ですね。
ところがですな、ゼンゼン違ってたんですよ。今回の取材訪問で試飲したワインの数々は。端的に言って「カッコいい〜」。激ウマいなんて、わざわざ言わなくてもいいぐらいのカッコよさ。こんな感じの峰夫節です。テイスティングコメントもいいです。
どれぐらい前と違うかというと、ジャクソン・ファイブだった頃のマイコーと、ビート・イットの頃の彼ぐらいの差です。
シャンタルのワイン造りは、実にキレキレです。スタイルとしては、IPOB/ニュー・カリフォルニアの流れに沿ったものなのですが、シャルドネもピノもアルコールは控えめ、酸がキリっ、電気ショックがビリビリ系の強烈なテンションとミネラル感がとにかく印象的で、細身なんですが出るところはしっかり出ていて、余韻がうっとりするほど美しいのであります。問題があるとしたら、文章の面白さでお腹いっぱいになってワインを買うのを忘れてしまいそうになることですね。
次回作も期待です。
あとりえと言えば、この激安チャールズハインツもお薦めです。併せてどうぞ。
スタッグス・リープ・ワイン・セラーズのフラッグシップ「カスク23(Cask23)」。ワイン・アドヴォケイトで過去最高の99点の評価がついた2013年のワインが国内再入荷しています。
スタッグス・リープ・ワイン・セラーズといえば1976年の「パリスの審判」でカベルネ・ソーヴィニヨンの1位となったことで知られています。そのときのワインの畑がSLV(Stags Leap Vineyard)。創設者のウォーレン・ウィニアルスキがこの土地を買ったのは、隣の畑で作られたカベルネ・ソーヴィニヨンが素晴らしかったからだったのですが、その隣の畑フェイ(Fay)も後にオーナーの引退時に購入しています。このFayとSLVのいいとこ取りをしたのがカスク23。ナパの高級カベルネの中でもエレガントで長熟型なことで知られています。
2013年はロバート・パーカーが99点という過去最高の評価。ヴィナスでも97+で過去最高の評価となっています。スケールが大きくタニックで長熟なワインと評価されています。
スタッグス・リープ・ワイン・セラーズといえば1976年の「パリスの審判」でカベルネ・ソーヴィニヨンの1位となったことで知られています。そのときのワインの畑がSLV(Stags Leap Vineyard)。創設者のウォーレン・ウィニアルスキがこの土地を買ったのは、隣の畑で作られたカベルネ・ソーヴィニヨンが素晴らしかったからだったのですが、その隣の畑フェイ(Fay)も後にオーナーの引退時に購入しています。このFayとSLVのいいとこ取りをしたのがカスク23。ナパの高級カベルネの中でもエレガントで長熟型なことで知られています。
2013年はロバート・パーカーが99点という過去最高の評価。ヴィナスでも97+で過去最高の評価となっています。スケールが大きくタニックで長熟なワインと評価されています。
2014年のメルロー・スリー・パームス・ヴィンヤードがワイン・スペクテーターのワイン・オブ・ザ・イヤーを受賞して改めてその実力が見直されたダックホーン(Duckhorn)。そこから新入荷のワインを紹介します。
まず、今回日本初入荷で非常にレアなのがスリー・パームス・ヴィンヤードのカベルネ・ソーヴィニヨン。これは私も未試飲ですが、それほどわずかしか入荷していないようです。
ちなみに、2017年のメルロー・スリー・パームス・ヴィンヤードは試飲しましたが、相変わらずのハイクオリティ。赤系・黒系の果実に非常にきめ細かなタンニン。上質を絵に描いたようなワインです。
もう一つのカベルネ・ソーヴィニヨンはかなりユニークです。ダックホーン・ファミリーの中で最安価なワインを作るデコイ(Decoy)。そこの限定版高級カベルネです。しかもソノマのブドウを基本とするデコイのなかでこれはナパ・ヴァレーのワイン。味わいは驚くほどエレガント。酸がきれいでフィネスがあります。4000円台のナパ・カベルネというと、ナパ・ハイランズを思い出しますが、ナパ・ハイランズがオークヴィルらしいきめ細かいタンニンとふくよかさとストラクチャーを持っているのに対し、こちらはかなりスタイルが違います。
まず、今回日本初入荷で非常にレアなのがスリー・パームス・ヴィンヤードのカベルネ・ソーヴィニヨン。これは私も未試飲ですが、それほどわずかしか入荷していないようです。
ちなみに、2017年のメルロー・スリー・パームス・ヴィンヤードは試飲しましたが、相変わらずのハイクオリティ。赤系・黒系の果実に非常にきめ細かなタンニン。上質を絵に描いたようなワインです。
もう一つのカベルネ・ソーヴィニヨンはかなりユニークです。ダックホーン・ファミリーの中で最安価なワインを作るデコイ(Decoy)。そこの限定版高級カベルネです。しかもソノマのブドウを基本とするデコイのなかでこれはナパ・ヴァレーのワイン。味わいは驚くほどエレガント。酸がきれいでフィネスがあります。4000円台のナパ・カベルネというと、ナパ・ハイランズを思い出しますが、ナパ・ハイランズがオークヴィルらしいきめ細かいタンニンとふくよかさとストラクチャーを持っているのに対し、こちらはかなりスタイルが違います。
ソノマにあるワイナリー「アントヒル・ファームズ(Anthill Farms)」の2018年ヴィンテージが国内入荷しています。アントヒル・ファームズはアンソニー・フィリベルティ(Anthony Filiberti)とデイヴ・ロー(Dave Low)によるワイナリー。ウイリアムズ・セリエム(Williams-Selyem)で働いているときに出会ってワイナリーを立ち上げました。ソノマやアンダーソン・ヴァレーの冷涼地の畑のピノ・ノワール、シャルドネ、シラーを作っており、本国では大部分のワインがメーリング・リストで売られています。
国内でもAVAものであれば5000円を切る価格、単一畑でも7000円台前後とかなりリーズナブルな価格で入手できます(いずれも税込み)。2018年は火事の影響で入荷数が限られているようですが、評価はかなり高く、ピノ・ノワールの単一畑ではワイン・アドヴォケイトやヴィナスで96点などの点がついたものもあります。大半のワインがアルコール度数13%台となっています。冷涼系のワインが好きな人は買って損がないワイナリーです。
ソノマ・コーストのピノ・ノワールはWA93、Vinous92。非常にコスパ高いです。
シャルドネの畑「ピュー(Peugh)」は1940年代に植えられたと言われています。カリフォルニアで現存しているシャルドネの中でも最も古い樹の一つです。今では珍しいゴブレット型(ヘッド・プルーン)の剪定がされています。18年はWA94+、Vinous93。以下単一畑3本のショップはウメムラです。
キャンベル・ランチはソノマ・コーストの中でも北端のアナポリスの近くの畑。極めて冷涼ですが標高が250mほどあり、霧があまり届かないためブドウが完熟できます。1エーカーあたり2トン程度とかなり少ない収量の畑です。2018年はWA96+、Vinous92-94。
ハーモニー・レーンはソノマのオキシデンタルにある畑。ここもかなり冷涼ですが、やはり霧の届かない標高の畑なので酸が高いが味わいは濃密といったスタイルのワインができます。2018年はWA96、Vinous94-96
国内でもAVAものであれば5000円を切る価格、単一畑でも7000円台前後とかなりリーズナブルな価格で入手できます(いずれも税込み)。2018年は火事の影響で入荷数が限られているようですが、評価はかなり高く、ピノ・ノワールの単一畑ではワイン・アドヴォケイトやヴィナスで96点などの点がついたものもあります。大半のワインがアルコール度数13%台となっています。冷涼系のワインが好きな人は買って損がないワイナリーです。
ソノマ・コーストのピノ・ノワールはWA93、Vinous92。非常にコスパ高いです。
シャルドネの畑「ピュー(Peugh)」は1940年代に植えられたと言われています。カリフォルニアで現存しているシャルドネの中でも最も古い樹の一つです。今では珍しいゴブレット型(ヘッド・プルーン)の剪定がされています。18年はWA94+、Vinous93。以下単一畑3本のショップはウメムラです。
キャンベル・ランチはソノマ・コーストの中でも北端のアナポリスの近くの畑。極めて冷涼ですが標高が250mほどあり、霧があまり届かないためブドウが完熟できます。1エーカーあたり2トン程度とかなり少ない収量の畑です。2018年はWA96+、Vinous92-94。
ハーモニー・レーンはソノマのオキシデンタルにある畑。ここもかなり冷涼ですが、やはり霧の届かない標高の畑なので酸が高いが味わいは濃密といったスタイルのワインができます。2018年はWA96、Vinous94-96
英デカンター誌でカリフォルニアの2016年ヴィンテージのトップ・カベルネ・ソーヴィニヨンの記事が掲載されていました。そこでリッジのモンテ・ベッロなどと並んで取り上げられたのがキャノンボールのイレブン・カベルネ・ソーヴィニヨン2016です。リッジのモンテ・ベッロの94点に対して、こちらは93点。もちろんモンテ・ベッロは素晴らしいワインですからその後塵を拝するのは当然としても1点しか違わなかったのは5000円台のワインとしては大健闘です。
現行ヴィンテージは概ね2017年になりつつありますが、そこであえて、やや難しい年の2017よりも、良年の2016から選んだあたりも面白いところです。
キャノンボールは非常にコスパの高いワインブランドの一つですが、「イレブン」のシリーズはその中でも高品質なものになっています。
カリフォルニアワインあとりえには、2016年の同ワインが入っています。
現行ヴィンテージは概ね2017年になりつつありますが、そこであえて、やや難しい年の2017よりも、良年の2016から選んだあたりも面白いところです。
キャノンボールは非常にコスパの高いワインブランドの一つですが、「イレブン」のシリーズはその中でも高品質なものになっています。
カリフォルニアワインあとりえには、2016年の同ワインが入っています。
しあわせワイン倶楽部に「モンターニュ・ルース(Montagne Russe)」のロバーツ・ロード・シャルドネが入荷しています。先日のカリフォルニアワイン・グランドテイスティングで試飲したワインの一つですが、ここのシャルドネやピノ・ノワールはとても秀逸。価格も安くお薦めです。
シャルドネは樽も効いたリッチ系ですが、昔の樽香の強いカリフォルニアのシャルドネではなくもっと上品に効いた感じです。この味わいで税込み5000円台前半はなかなか見つからないレベルです。ワイナリー価格で40ドルですから、さほど変わらない感じです。
シャルドネは樽も効いたリッチ系ですが、昔の樽香の強いカリフォルニアのシャルドネではなくもっと上品に効いた感じです。この味わいで税込み5000円台前半はなかなか見つからないレベルです。ワイナリー価格で40ドルですから、さほど変わらない感じです。
ブラックスミスのドライ・クリーク・ヴァレー・カベルネ・ソーヴィニヨンがしあわせワイン倶楽部で税込み2497円と激安で売られています。
ブラックスミスのワイン、これまではナパのカベルネ・ソーヴィニヨンを中心に売られていました。数年前の「ナパ・ハイランズ」のブームから激戦地となった4000円台のナパのカベルネとして、優れたコスパのワインを提供してきました。オーナーのマット・スミスはボーリュー(BV)やダッシュ・セラーズなどで修行して自分のワイナリーを始めた人。自社畑は持たず、優良な畑のブドウを低価格で仕入れてワインを作っています。
数ヶ月前に、未輸入のものを含めてブラックスミスのワインをいくつか試飲する機会があったのですが、どれも品種や地区の特徴をきちんと表現できたもので、良質のワインばかりでした。今回のドライ・クリーク・ヴァレーのカベルネ・ソーヴィニヨンもその一つです。比較的気温の高い地域であり、完熟したブドウの風味が楽しめます。
ナパより少し安くなるのはわかりますが、2500円を切るというのは本当に驚きの価格。お薦めです。
ブラックスミスのワイン、これまではナパのカベルネ・ソーヴィニヨンを中心に売られていました。数年前の「ナパ・ハイランズ」のブームから激戦地となった4000円台のナパのカベルネとして、優れたコスパのワインを提供してきました。オーナーのマット・スミスはボーリュー(BV)やダッシュ・セラーズなどで修行して自分のワイナリーを始めた人。自社畑は持たず、優良な畑のブドウを低価格で仕入れてワインを作っています。
数ヶ月前に、未輸入のものを含めてブラックスミスのワインをいくつか試飲する機会があったのですが、どれも品種や地区の特徴をきちんと表現できたもので、良質のワインばかりでした。今回のドライ・クリーク・ヴァレーのカベルネ・ソーヴィニヨンもその一つです。比較的気温の高い地域であり、完熟したブドウの風味が楽しめます。
ナパより少し安くなるのはわかりますが、2500円を切るというのは本当に驚きの価格。お薦めです。