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Date: 2021/0625 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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冷涼系ピノのファンに高い人気のアントヒル・ファームズの2018年を紹介します。

2018年は良年と言われている通り、アントヒルの評価も非常に高く、ワイン・アドヴォケイトではスタンダードなAVA(アンダーソン・ヴァレーとソノマ・コーストがあります)でも93点。ハーモニー・レーン(以前はフリーマンのアキコズ・キュヴェでも使われていたソノマ・コーストの畑)は96、キャンベル・ランチ(ソノマ・コーストでも最も北のアナポリス近くにある畑)は96+などと高評価が続出しています。
アントヒル
ヴィナスでもハーモニ・レーンのピノは94~96、キャンベル・ランチのシラーは94~97など同様に高評価。

これだけ高評価でありながら国内価格で5000~7000円程度なのですから、このあたりの評価の他のワインと比べると半額から2/3くらいの価格というイメージです。

リンクはショップごとにまとめます。
[フィッチ]






[ウメムラ]





割田屋【わりでんや】


Date: 2021/0619 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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ジンファンデルやローヌ系品種を格安で作っているクライン・セラーズ(Cline Cellars)。そのクラインが作る「Meadowhawk」というブランドのジンファンデルが入荷しています。ワイナリーのサイトにも載っていないこのワイン、実は英国輸出専用で作っているものですが、コロナ禍で厳しい外出制限が敷かれている英国で、昨年から売上が低迷して、日本に回ってきたのです。

コントラコスタの古木のワインという点ではクラインの「エンシェント・ヴァインズ」と格的には同等ですが、価格は1000円も安くなっています。なお、樽の使い方など内容は多少異なっているそうです。



クラインブランドはこちら。


クラインのオーナーの兄弟が作るスリーもコスパでは負けていません。

Date: 2021/0610 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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楽天のセールでしあわせワイン倶楽部がほぼ全品10%引きのセールをしています。気がついたら残り1日を切っていました。これまで、本サイトで格安品として紹介してきたものも、多くが最安になっています。楽天内最安を確認したものから一部案内します。どれもコスパの非常にいいワインですが、それがさらに安くなっています。

レストラン用だったワインが日本向けの超格安で入荷したヘスのシャーテイル・ランチ。そろそろ市場在庫のみです。リンク置いてませんがヘス・セレクトもほぼ同価格。



「一世を風靡した」といっても過言ではないナパ・ハイランズ。現在は4000円台後半から5000円台前半で売っているショップが多い中で3000円台とダントツのやすさです。


寿司に最高に合うと評されたカーボニストのピノ・グリージョのペットナット。


2000円台のピノ・ノワールの中では圧倒的なクオリティのアルタ・マリア。


フラッグシップのピノ・ノワールでも5000円台。先日急逝したジム・クレンデネンさんのオー・ボン・クリマを代表するワイン「イザベル」。様々な畑のブレンドでバランスの良さが身上のワインです。


もう一つのフラッグシップ「ノックス」はなんと4000円台。こちらはワイナリーの隣りにありオー・ボン・クリマと共に成長してきたビエンナシード100%。イザベルより骨太の味わいです。

Date: 2021/0608 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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かわばた酒店の20周年記念でブエナビスタ(Buena Vista)の「ザ・カウント」が限定(わずか6本!)で特化になっています。

ブエナビスタといえば、1857年に設立されたカリフォルニア最古のワイナリーとして知られています。現在のオーナーはナパのレイモンドやソノマのデ・ローチ、自身の名前を冠したジャン・シャルル・ボワセ(JCB)を所有するジャン・シャルル・ボワセ。彼の傘下に入ってからブエナビスタもリノベーションして、現在は博物館を併設しています。

その創設者がアゴストン・ハラジー(ハラスティ)。ハンガリー出身で、欧州から様々な品種の苗木をカリフォルニアに輸入したことでも知られています。カリフォルニアのワイン産業の基礎を築いた偉人の一人です。

Portrait of the Hungarian Count Agoston Haraszthy.jpg
不明 - 1=from Strong Wine: The Life and Legend of Aboston Haraszthy by Brian McGinty. 2= Wisconsincentral.net; Source-URL <a rel="nofollow" class="external autonumber" href="http://www.wisconsincentral.net/Culture012906.html">[1]</a>; Image-URL <a rel="nofollow" class="external autonumber" href="http://www.wisconsincentral.net/ImagesCulture/Roxbury/HaraszthyAgoston.jpg">[2]</a>, パブリック・ドメイン, リンクによる


ザ・カウントというのは伯爵のことでアゴストン・ハラジーが伯爵を持っていたことから名付けられたワインです。品種はシラーが38%、グルナッシュ20%、ジンファンデル22%、メルロー12%、プティ・シラー3%、テンプラニーリョ3%、ミッション2%と彼らしい多様な品種になっています。ワインのボトルにもアゴストンがエッチングで描かれており豪華です。これが税込み2000円台というのはかなりのやすさです。



シャルドネも同様にセールになっています。合わせ買いにどうぞ。


Date: 2021/0601 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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スクリーミング・イーグルのオーナーがサンタ・バーバラで作るピノ・ノワールとシャルドネのワイナリーが「ザ・ヒルト(The Hilt)」。同じオーナーによるボルドー系を中心に作る「ホナータ(Jonata)」と並んで、サンタ・バーバラを代表するワイナリーの一つとなっています。

ザ・ヒルトのラインアップは、単一畑のほかに、ワインのスタイルを変えてブレンドした「ヴァンガード(Vangueard)」(リッチでモダンなスタイル)と「オールドガード(Old Guard)」(複雑さを重視したスタイル)そして自社畑のブレンドである「エステート」となっています。日本には単一畑は入っておらず、2つの「ガード」とエステートとなっています。

ヴァンガードとオールドガードは1万円を超える価格となっていますが、エステートは基本的には同じ自社畑のブドウを100%使いながら5000円台と非常に格安。ワイナリー価格の45ドルとほぼ同等になっています。

最新の2018年はヴィナスとジェブ・ダナックで93点と高評価。2017はさらに評価が高くヴィナスで95点、ジェブ・ダナック93~95、ワイン・アドヴォケイトは91点。サンタ・バーバラのピノ・ノワールの中でもオー・ボン・クリマと並んで非常にお買い得なワインになっています。

ちなみに、ホナータとザ・ヒルトのセカンドにあたるのが「ザ・ペアリング(The Paring)」でこちらも非常にコスパが高いです。例えば2018年のピノ・ノワールで見るとヴィナス89点、ジェブ・ダナック92点で、価格は税込みで3000円台。

スクリーミング・イーグルの「虎の威」を借りない値付けは嬉しいですね。

はせがわ酒店


トスカニー


ウメムラ


柳屋


しあわせワイン倶楽部