Finantial Timesの記事によると,Amazon.comが米国のワイン市場参入を狙っているとか。ワイン・バイヤーを探しているそうです。

Amazonは1999年にWineshopper.comを買収したものの翌年清算,現在もWine.comと取引があるもののギフト用のフード・バスケットを売っているだけでワインは扱っていません。

ご存知の方も多いと思いますが,米国では州間のアルコール取引が非常に厳しく制限されています。Wine.comも直接ワインを送付できるのは26州。他州では州公認の代理店からワインを仕入れなければいけないため,コスト増につながっています。先般,Wine.comが州間取引の裏道に対して厳しく糾弾したのもこういった背景があるから。

果たしてAmazon.comの再参入は吉と出るのでしょうか。