シャルドネの酸味のために古典的手法を採用するA Donkey and Goat
ドンキー・アンド・ゴートというのはワイナリらしからぬ名前ですが,2001年に設立されたバークレーにある夫婦経営の小さなワイナリです。ブドウ畑の作業に活躍するロバが,一日の疲れをヤギとともに癒すという相携える姿を夫婦の協力になぞらえた名前だとのこと。人工的なテクニックを極力使わないことをモットーとするこのワイナリが,シャルドネの酸味を残すために古くからあるが珍しい方法を採用したそうです(Natural Winemaker, A Donkey and Goat Winery, Uses Ancient Technique for Chardonnay Acidification)。
これは,7月に熟しきっていない酸っぱいブドウを収穫し,そのジュース「Ver Jus」を後で酸味の調整に使うというもの。このワイナリが契約しているモントレーのBrosseauの畑では,シャルドネが完熟したときに望むだけの酸が残っていないことから採用を思いついたそうです。元々は夫妻がフランスでワイン作りの修行中にローヌのワインメーカーに教わった方法だとか。
なかなか面白いですね。できるワインに興味があります。
このワイナリ,日本には入っていないかと思ったら,わずかながらあるようです。下記のロゼは米国の価格で20ドル弱なので,結構割安です。
これは,7月に熟しきっていない酸っぱいブドウを収穫し,そのジュース「Ver Jus」を後で酸味の調整に使うというもの。このワイナリが契約しているモントレーのBrosseauの畑では,シャルドネが完熟したときに望むだけの酸が残っていないことから採用を思いついたそうです。元々は夫妻がフランスでワイン作りの修行中にローヌのワインメーカーに教わった方法だとか。
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