カリフォルニアのLodiにあるPeltier Stationというワイナリが「USB Port」というワインを発売しました。

USB Port

言うまでもなくPort(ポルトガル語ではPorto)はポルトガルで作られる酒精強化ワイン(デザートワインの一種)。発酵途中でアルコール度の高い酒(ポートではブランデー)を加えることで発酵を中断させ,糖分を残す手法で作られるワインです。

米国でもPortと名乗る同様の作り方をするワインがいくつかのワイナリで作られていますが,原産地呼称の問題が米国でも以前より厳しくなってきており,それに対抗して名づけたのがPortを別の意味で使ったこのワインです。写真で分かるようにUSBのロゴと似たようなデザインになっています。

Engadget日本語版の記事によると
経緯を説明する裏面ではわざわざ「Port」を含む単語を多用したうえ、「ポートフォリオ」は"____folio"、「ポルトガル(Portugal)」は"____ugal"などすべて"Port"部分を伏せ字にする徹底ぶり。

とのこと。

価格は25ドル。ブドウはZinfandelを使っています。ちょっと飲んでみたいです。