イギリスの著名なワイン評論家ジャンシス・ロビンソンが合成コルクに文句を言っています。ここでいう合成コルクとはゴムなどを使ったコルクの代替品。とにかく抜くのが大変と,自身の経験を元に激怒しています。
"Wine producers of the world, please, please, please stop using plastic corks. They are utterly infuriating."

Fine Wine Writing by Jancis Robinson - Down with synthetic corks!

さらに合成コルクは自然に分解されない点も問題だとしています。一方,コルクの代替品として現在最有力視されているスクリューキャップについては,否定的ではないのですが,ボトル詰めのラインを新しくする必要があり,コスト高につながるのが問題ではないかと言っています。

合成コルクの先駆者だったBonny Doonも使うのをやめたし,合成コルクには明らかに逆風が吹いているようです。