お誘いを受け,久しぶりにワイン会に出席しました。なんだかすごいワインばかりで,堪能させていただきました。

最初のワインはAubertのChardonnay Ritchie 2007。この日唯一の白。さわやかなんだけど,ゴージャスなワイン。「酸味がちょっと強いのでは」という意見もありましたが,個人的には全く問題なし。ただ,時間がたったら温度のせいかちょっと樽が気にならなくもなかったです。ちなみにWAでは94-96点。

次は,一部で話題のピノ・プロデューサ,ニュージーランドのMuddy Waterです。Slowhand 2007 Pinot Noir。これはおいしいです。ニュージーランドらしい素直でピュアな味わい。うまうま。65ニュージーランド・ドルというから日本円に換算すると4000円弱です。

3番目のワインはKistlerの新しいキュベNatalie Silver Belt。これもWAでは94-96という高得点を得ています。takuyaさんによると2008年に資本参加したDurellのBill Price氏の娘さんの名前を取ったものだそうです。このワインはまだちょっと生固。収斂性のあるタンニンがややとげとげしい感じです。ただし,しばらく冷やしたらかえっておいしくなりました。ただ,まだ実力を発揮していたとは言えない感じ。Kistlerはいつ飲むのがおいしいのか,という問題はあるようですが,もうちょっと待った方がよさそうなワインでした。

次はAuteurのShea Pinot Noir 2007と3本続いて2007のピノです。Vinfolioというワインショップとワインセラー管理ツールのサイトで2年連続100点を取っているそうです。ワイナリはカリフォルニアですが,Sheaは言うまでもなくオレゴンの畑。AuteurはEast HillのBack Blockという,丘の上のブロックを使っているそうです。これはオレゴンらしい,抑制の効いたワイン。100点というのはちょっと,という感じもしますが,いいワインだと思いました。ただ,オレゴンのワインは自己主張が激しくないので,こういうワイン会だとちょっとおとなしく感じられてしまうところはあるかもしれません。

最後のワインはRidgeのMonte Bello 1985です。WAで94点を取っているこのワイン,さすがです。まだまだ若いし,うまみもたっぷり。ピノもいいですが,こういうカベルネはやはり存在感もあるし,いいですね。ご馳走様でした。

ワイン

この日は5人でワイン5本。久々のワイン会なのでつぶれてしまうのではないかとちょっと心配だったのですが,それほど飲み過ぎることもなく無事に帰宅できました。