ナパのSt. Superyがソーシャル・メディアのマーケティング活用を積極的に始めています。FacebookTwitterのアカウントを作り,7月9日にはSocial Media MarketerとしてRick Bakas氏を雇っています。ちなみにRick Bakas氏はMurphy-Goodeの「A Really Good Job」にも応募していた人です(ちなみに現状候補は10人に絞られています)。

今週土曜日(6PM PDT)にはTwitter Taste Live(#ttl)を開催します。これはSt. Superyのワインを飲んでTwitter上でつぶやこうというもの。つぶやきに「#ttl」を追加することで,それをリアルタイムに検索して見られるようになります。サンフランシスコのJug Shop(Polk & Pacific)ではワイナリ・クルーが来てのリアルのテイスティングも行われるようです。

正直言って,まだソーシャル・メディアがワインの売上にどれだけ結びつくかは未知数の部分の方がはるかに大きいですが,少なくともこうやって話題になるだけでも効果はあるのでしょう。St. Superyはワイナリ・イベントを充実させるなど広報活動に以前から注力していましたが,他のワイナリがどう変わっていくかにも興味があります。