カレラの売上で日本がどれだけ重要であるか先日紹介しましたが,結果として日本がカレラのワインを一番入手しやすい国になっており,価格的にも米国と遜色ないレベルに来ています。特にパーカーが高得点を付けた2007年のピノの単一畑の場合,米国では既に98点のSelleck,190ケースと最も生産量が少ないReed,初ヴィンテージで92点を付けたde Villiers,95ポイントとポイントが3番目に高かったMillsと四つが既に売り切れ,残るはRyanとJensenだけになっています。

コストパフォーマンス的にはRyanが魅力的ですが,これは1847ケースと一番生産量が多いので,コレクションしたい人はSelleck,Reed,de Villiers,Millsからにするのがいいでしょう。