FermentationのTom Warkによると,Stephan Tanzerが最新のInternational Wine Cellar(IWC)誌で,カリフォルニアワインのスタイルの変革が始まっていると指摘しているそうです。
"Happily, current evidence suggests that many producers in California are finally backing away from X-treme wines."

Fermentation: The Daily Wine Blog: The Turning Tide of CA's X-Treme Wines?

引用部分はIWCからの孫引きですが,ここ数年「ビッグ」なワイン(いわゆるパーカー好みのワイン)を作っていたワインメーカーが,そのできに不満を持ち,より飲みやすいワインに戻っていく傾向が出ているとか。

なんとなく,かつてカリフォルニアのシャルドネが樽をコテコテに効かして,マロラクティック発酵を十分にしたバタリーなものに偏った後,ABC(Anything But Chardonnay)と呼ばれる反動を経て,今の多様な形になってきたのを思い出しました。