SFクロニクル紙のWebサイトに,パーカーの後を継いでWine Advocate誌のカリフォルニア担当になったAntonio Galloniの記事が出ていました(Life beyond Parker - California wine eyes a new critical voice)。

8月末にはGalloniのレビューによる最初のカリフォルニアワインの特集(セントラル・コースト)が登場する予定であり,カリフォルニアのワイン関係者もぴりぴりしている様子が伺えます。

Galloni自身は「自分がパーカーの後をそのままなぞると思っている人たちも,カリフォルニアワインのこれまでには間違った風潮もありGalloniがそれを正してくれると思っている人も失望させてしまうかもしれない」とかなり控えめ。しかし,記事ではGalloniがこれまでイタリアやシャンパーニュといった担当地域で,日の当たらなかった領域に力を入れたり,よりカジュアルなワインのレビューをしたり,といった実績を取り上げ,今後にかなり期待が持てそうな形でまとめています。