ピアス氏病に耐性のあるブドウが着果へ
ブドウの死病として恐れられているピアス氏病に耐性のあるブドウがUC Davisで開発されているそうです。うまくいけば今年の秋には最初の実を付け,2,3年後に実用になるとか。
ピアス氏病は「ガラス羽シャープシューター」という虫が媒介するブドウの病気。感染した樹は数年で死んでしまう上,直すすべがないため,「ガラス羽シャープシューター」の卵が園芸店などから持ち込まれるのを防ぐという水際作戦で,これまで対応してきました。それでも毎年のように卵は発見されており,コントロールの難しさが浮き彫りになっています。
もしブドウ自体に耐性が付けば朗報なわけです。
"Davis, Calif.The first vinifera hybrid vines developed by researchers at UC Davis to genetically resist infection from Pierce's disease (PD) are expected to bear sufficiently this fall to permit a minuscule first harvest and wine quality evaluation. If the results are favorable, PD-resistant vinifera crosses may be certified for release within two or three years, according to Dr. Andrew Walker, the UC geneticist who heads the project."
PD-Resistant Vinifera Vines Ready to Bear Fruit
ピアス氏病は「ガラス羽シャープシューター」という虫が媒介するブドウの病気。感染した樹は数年で死んでしまう上,直すすべがないため,「ガラス羽シャープシューター」の卵が園芸店などから持ち込まれるのを防ぐという水際作戦で,これまで対応してきました。それでも毎年のように卵は発見されており,コントロールの難しさが浮き彫りになっています。
もしブドウ自体に耐性が付けば朗報なわけです。