おすすめワイン、年間11位の激安ピノに、11年熟成でピークに達したカベルネなど
年末のランキング発表シーズンが始まり、今年も注目のワインが出てきています。
ランキングの老舗であり一番話題になるのがワイン・スペクテーター。今年は1位はボルドーのシャトー・ジスコースでしたが、2位にオーベールのUV-SLシャルドネ、3位にリッジのリットン・スプリングス、4位にウィリアムズ・セリエムのピノ・ノワール「イーストサイド・ロード・ネイバーズ」、8位にウェイフェアラーのピノ・ノワールとトップ10に4本入りました。リッジのリットン・スプリングスのような伝統あるワインが入ってくるのは嬉しいです。
ただ、トップ10の中で、国内に同ヴィンテージが流通しているのはオーベールのUV-SLシャルドネ2023だけでした。3万円超える高額ワインではありますが、オーベールのシャルドネは劇旨なので飲みたい!
と、注目が集まるのはトップ10ですが、トップ100に入るだけでも大したものです。スペクテーターの年間レビュー本数が1万を超えているのですから、トップ100というのはわずか1%しか選ばれないわけですから。
トップ10から漏れた中でも注目は11位に入ったオレゴンのクリストム。マウント・ジェファーソン・キュベのピノ・ノワールは50ドルで、ここのワインの中では入門的な位置付けになります。50ドルでコスパが評価されたワインですが、実は国内では5000円台でも売られていて、米国で買うよりも安いのです。これはむちゃくちゃお買い得。
27位に入ったのはパイン・リッジの「シュナン・ブラン-ヴィオニエ」2024。このワイン、好きなんです。2000円台と価格も優しい。
51位に入ったキャッターウォールのカベルネ2023。キャッターウォールなんて名前は聞いたことがないという人が大半だと思いますが、造っているのはトーマス・リヴァース・ブラウンです。知る人ぞ知るワインですが、こういうのを掘り起こしてくるのはワイン・スペクテーターもやるなあという感じです。1万円以下のカベルネ・ソーヴィニヨンの中ではベストの一つでしょう。
年間ランキングとは別に、むちゃくちゃなコスパで驚いたのがフォーマンのカベルネ・ソーヴィニヨン2014。1万5000円くらいで売っている店もありますが、米国では130ドル以上するので、そのまま円換算したら2万円こえてしまいます(海外の価格は税抜きで書かれているので消費税まで入れるとそうなります)。このワイン、Vinousのアントニオ・ガローニが今年1月にレビューしていてなんと98点を付けています(それ以前だと2017年に94点を付けていました)。熟成の最初のピークに入ってきた旨書かれています。楽天では2012年や2011年も売っていて、これらも評価は結構高いですが、さすがに98点には達していないので、今買うならこれがベストでしょう。ちょうどよく熟成してこれだけ評価が高いワインはなかなか手に入りません。
最後はピノ・ノワール。一昨年のスペクテーターで年間2位だったのがスティーブ・キスラーが作るオキシデンタルのピノ・ノワール「フリーストーン・オキシデンタル」2021でしたが、このときのレイティングが94点。実は現行の2023点は95点とさらに評価は上がっていますが、価格は当時とほとんど変わりません。今、高級ピノ・ノワールを買うならお薦めの1本です(コスパではクリストムが圧倒していますが)。
ランキングの老舗であり一番話題になるのがワイン・スペクテーター。今年は1位はボルドーのシャトー・ジスコースでしたが、2位にオーベールのUV-SLシャルドネ、3位にリッジのリットン・スプリングス、4位にウィリアムズ・セリエムのピノ・ノワール「イーストサイド・ロード・ネイバーズ」、8位にウェイフェアラーのピノ・ノワールとトップ10に4本入りました。リッジのリットン・スプリングスのような伝統あるワインが入ってくるのは嬉しいです。
ただ、トップ10の中で、国内に同ヴィンテージが流通しているのはオーベールのUV-SLシャルドネ2023だけでした。3万円超える高額ワインではありますが、オーベールのシャルドネは劇旨なので飲みたい!
と、注目が集まるのはトップ10ですが、トップ100に入るだけでも大したものです。スペクテーターの年間レビュー本数が1万を超えているのですから、トップ100というのはわずか1%しか選ばれないわけですから。
トップ10から漏れた中でも注目は11位に入ったオレゴンのクリストム。マウント・ジェファーソン・キュベのピノ・ノワールは50ドルで、ここのワインの中では入門的な位置付けになります。50ドルでコスパが評価されたワインですが、実は国内では5000円台でも売られていて、米国で買うよりも安いのです。これはむちゃくちゃお買い得。
27位に入ったのはパイン・リッジの「シュナン・ブラン-ヴィオニエ」2024。このワイン、好きなんです。2000円台と価格も優しい。
51位に入ったキャッターウォールのカベルネ2023。キャッターウォールなんて名前は聞いたことがないという人が大半だと思いますが、造っているのはトーマス・リヴァース・ブラウンです。知る人ぞ知るワインですが、こういうのを掘り起こしてくるのはワイン・スペクテーターもやるなあという感じです。1万円以下のカベルネ・ソーヴィニヨンの中ではベストの一つでしょう。
年間ランキングとは別に、むちゃくちゃなコスパで驚いたのがフォーマンのカベルネ・ソーヴィニヨン2014。1万5000円くらいで売っている店もありますが、米国では130ドル以上するので、そのまま円換算したら2万円こえてしまいます(海外の価格は税抜きで書かれているので消費税まで入れるとそうなります)。このワイン、Vinousのアントニオ・ガローニが今年1月にレビューしていてなんと98点を付けています(それ以前だと2017年に94点を付けていました)。熟成の最初のピークに入ってきた旨書かれています。楽天では2012年や2011年も売っていて、これらも評価は結構高いですが、さすがに98点には達していないので、今買うならこれがベストでしょう。ちょうどよく熟成してこれだけ評価が高いワインはなかなか手に入りません。
最後はピノ・ノワール。一昨年のスペクテーターで年間2位だったのがスティーブ・キスラーが作るオキシデンタルのピノ・ノワール「フリーストーン・オキシデンタル」2021でしたが、このときのレイティングが94点。実は現行の2023点は95点とさらに評価は上がっていますが、価格は当時とほとんど変わりません。今、高級ピノ・ノワールを買うならお薦めの1本です(コスパではクリストムが圧倒していますが)。