10月22日の記事で「この冬にはまずはハーフマラソン、来年にはフルマラソンに挑戦したいと思っています」と書いて1カ月。3月にフルマラソンを走ることにしてしまいました。

走るからにはきちんと走りたい(最後まで歩くことなく走れるようにしたい)と思うので、とりあえず本を2冊読みました。

1つはQちゃんなどを育てた小出義雄監督の「マラソンは毎日走っても完走できない―「ゆっくり」「速く」「長く」で目指す42.195キロ」。もう1つは100キロなどの長距離の「ウルトラマラソン」のランナーである岩本能史さんの「非常識マラソンメソッド ヘビースモーカーの元キャバ嬢がたった9ヵ月で3時間13分!」です。どちらも新書で30分~1時間もあれば読めてしまうものです。

小出監督の本では「『全力走』で脚に負荷をかけた練習が必要だ」というところに共感しました。

私の場合、長距離のランニングは初心者ですが、学生時代はトレーニングおたくであり、ある程度は理論的なことも理解しているつもりです。

筋肉を成長させるためには、筋肉をいじめないといけないというのが基本であり、マラソンであっても、力を出しきって筋肉をいじめないと成長は望めないということです。分かりやすく、納得もいくものでした。

もう1冊も、タイトルは「非常識マラソンメソッド」となっていますが、トレーニングの内容はビルドアップ走(例えば皇居の周回コースなら1周め28分、2周め27分、3周め25分30秒といった形で尻上がりに速度を上げて走るトレーニング)と峠走(前半は山道をひたすら上り、後半は同じコースを下る)。長距離のジョグよりも、こういった筋肉に負荷をかけたトレーニングを中心にするというもの。

私にとっては非常識というより常識内に入っていたようです。なので、このあたりの“きつい”練習を入れながら走りたいと思います。