Wine to Styleの試飲会で美味しかったワイン(2025年3月)
Wine to Styleの試飲会から、美味しかったワインを紹介します。試飲会はなるべく網羅的に試飲しようとしていますが、Wine to Styleの試飲会は全部で372アイテムと非常に種類が多いため、基本的に米国のワインだけを試飲しています。なお、価格は税抜きの希望小売価格です。
シュラムスバーグのセカンド「ミラベル」のブリュット・ロゼ(5600円)。ロゼの華やかな色と、コクのあるボディ豊かな味わいが特徴。鶏肉などライトな肉料理にも合わせやすいスパークリング。
ユンヌ・ファム(Une Femme)という缶入りスパークリング。250mlで800円という手の出しやすい価格。「The Callie」はロゼで、ジューシーな味わい。
ボー・リバージュという、内陸のクラークスバーグにあるワイナリーのシュナンブランです(5800円)。クラークスバーグは内陸ですが、サンフランシスコ湾からの冷涼な空気が入ってくるところなので、気温は意外と低いのが特徴です。ボー・リバージュはワイン・アドヴォケイトのレビュアーであるウィリアム・ケリーのワイナリーです。とてもバランスのよい味わい。
人気ブランド「スリー・ガールズ」のソーヴィニヨン・ブランです(2700円)。この価格帯だと、あっさりしすぎているソーヴィニヨン・ブランもあるのですが、これはバランスよく、うまみも抜群です。
シルヴァラードのソーヴィニヨン・ブラン(4000円)は、カリフォルニアのソーヴィニヨン・ブランの中でも故人的にはベンチマーク的ワインだと思っています。ニュージーランドでもフランスでもないカリフォルニアらしさがあるソーヴィニヨン・ブランで、特になめらかなテクスチャーで高級感があります。
マッジオ・ファミリーのピノ・グリージョ(2380円)。酸がしっかりあり、コクもあるワインです。
アイ・ブランド&ファミリーのアルバリーニョ(4700円)。うま味が爆発しています。
もう一つアイ・ブランド&ファミリーからシャルドネです(5900円)。果実味の強さと「コク」がしっかりあるシャルドネ。
オレゴンのイヴニングランドのシャルドネ(6800円)。古い樹のブロックを使ったものもありますが、このスタンダードのシャルドネはコスパ抜群。しっかりした酸が特徴。
なんと、このご時世に8800円から6400円と2000円以上も値下げしたという、オレゴンのポンジーのシャルドネ。オレゴンの老舗ワイナリーで2021年に、シャンパーニュのボランジェがオーナーになっています。ミネラル感あるシャルドネ。この価格は安いです。
ボニー・ドゥーンのロゼワイン、「ヴァン・グリ・ド・シガール」(2900円)。ボニー・ドゥーンの「シガール」シリーズはどれを買ってもはずれはないですが、このロゼもコクがありうまい。結構しっかりタイプのロゼです。サンソー50%となかなか珍しい品種構成。
オレゴンのイヴニングランドのセカンドラベル「セイレム・ワイン・カンパニー」のピノ・ノワール(4600円)。複雑味もありワンランク上の味わい。
カリフォルニアとオレゴンでエレガントなピノ・ノワールやシャルドネを作るフェイラ。これはソノマ・コーストのピノ・ノワール(6800円)。エレガントですが、果実味もしっかりとあり美味しい。
サンタ・リタ・ヒルズのドメーヌ・ド・ラ・コートの下位ブランド(購入ブドウで造る)のサンディ。オーナーはオレゴンのイヴニングランドと同じ、ラジャ・パーとサシ・ムーアマンです。下位ブランドとはいえ、このAVA表記のピノ・ノワール(7300円)にはドメーヌ・ド・ラ・コートの自社畑のピノ・ノワールなど単一畑で使っている畑のものが入っており、中身はかなり高級。酸の高さと果実味や複雑さなどレベル高い。
同じオーナーのオレゴンのイヴニングランドのピノ・ノワール(7500円)。こちらも酸高く深みのある味わい。
オレゴンのポンジーのピノ・ノワール。これも9500円から7000円と2500円値下げしました。オレゴンらしいミネラル感のあるピノ・ノワール。
ナパのホールのメルロー(7300円)。甘やかさがあり、樽もほどよく利いたやわらかい味わいのメルロー。ナパのメルローに求められるものを体現しています。
ニューヨークのベデル・セラーズのカベルネ・フラン(4700円)。エレガント系のカベルネ・フランで、凝縮感はやや欠けていますが、少し甘やかさもあり美味しい。
パックスのシラー エル・ドラド・カウンティ(5900円)。内陸のシエラ・フット・ヒルズの標高の高いところで造られるシラー。暖かいのかと思いきや、冷涼感強く、少し青さも感じるエレガントなシラー。とてもいいです。
ジョッシュ・セラーズのジンファンデル(2600円)。2000円台のジンファンデルらしい甘やかさがありますが、それだけでなくコクもあり、バランスの良さも光ります。
フェイラのエーレン・ジョーダンが造る個人ブランド「デイ」のジンファンデル(5300円)。ジョッシュ・セラーズのジンファンデルとは大きく異なる酸がきれいなジンファンデル。凝縮感もあり緻密な味わい。
クルーズ・ワインの代表的ワイン「モンキー・ジャケット」(4900円)。カリニャンやヴァルディギエなどのブレンド。バランスよくジューシー。
クロスド・パスのレッド・ブレンド。1200円はWine to Styleのカリフォルニアワインでは最安です。少し甘やかで、酸もあり樽感も上々でコストパフォーマンス抜群です。
オーク・リッジのカベルネ・ソーヴィニヨン(2800円)。樽感しっかりあり、コクもあるワイン。コスパいいです。
ジョッシュ・セラーズのリザーブ バーボン・バレル・エイジド・カベルネ・ソーヴィニヨン(3600円)。バーボン樽で熟成させたカベルネ・ソーヴィニヨンで、樽の甘い香りが特徴的。まろやかで樽好きにはたまらないでしょう。
トゥエンティ・ロウズのリザーブ・カベルネ・ソーヴィニヨン(4500円)。この価格帯にしてはしっかりストラクチャーもあり、美味しい。
アイ・ブランド&ファミリーのペイザン オールド・ヴァイン カベルネ・ソーヴィニヨン(4600円)。上のトゥエンティ・ロウズは好対照のエレガント系カベルネ・ソーヴィニヨン。きれいで秀逸な酸が特徴的。
シルヴァラードのエステート・カベルネ・ソーヴィニヨン(8850円)。5000円クラスのカベルネとは一線を画すレベル。
ファー・ニエンテ系のブランドの一つのポスト&ビーム(11500円)。ファー・ニエンテ系列はいずれも高品質ですが、これも期待に背かないレベル。それでいて価格はファー・ニエンテ(3万円)の半分以下で、コスパは高い。
マヤカマスのカベルネ・ソーヴィニヨン(27000円)。この日のナンバーワンといってもいい素晴らしいカベルネ。クラシックスタイルを貫いており、ストラクチャーが見事。
コンティニュアム(51000円)。カベルネ・フランが35%入ったボルドー系ブレンド。フランのエレガントさがうまく表現されています。
ハンドレッド・エーカーのジェイソン・ウッドブリッジが10年ぶりに復活させたブランド「フォーチュネイト・サン」。右の「ザ・ディプロマット」(33000円)はボルドー系ブレンドで、タンニン強くスコラクチャ―のあるワイン。左の「ザ・ドリーマー」(33000円)はフレッシュでエレガントなカベルネ・ソーヴィニヨン。どちらも素晴らしい。
グリーン&レッドのジンファンデル チャイルズ・キャニオン・ヴィンヤード(7500円)。シェ・パニーズのハウスワインとして有名なワイナリーで、ジャミーでないジンファンデルを作っています。これはジューシーできれい。
グリーン&レッドのフラッグシップであるジンファンデル ヘミンウェイ・エステート・リザーブ(16500円)。しなやかさがありストラクチャー、バランス、どれをとっても一級品。
ザ・ヒルトのベントロック・ヴィンヤード ピノ・ノワール(15000円)。ザ・ヒルトはコスパが異常に高いエステートのシャルドネとピノ・ノワールを紹介することが多いですが、今回は本数の関係でそれはパスして単一畑ものを試飲。これはむちゃうまです。
ハーンのピノグリ(2850円)。フレッシュで美味しいです。
ハーンのピノ・ノワール(2850円)。エレガントできれい。果実味も秀逸でバランスがいいです。
スミス&フックのカベルネ・ソーヴィニヨン(4900円)。きれい系で美味しいカベルネ・ソーヴィニヨン。
シュラムスバーグのセカンド「ミラベル」のブリュット・ロゼ(5600円)。ロゼの華やかな色と、コクのあるボディ豊かな味わいが特徴。鶏肉などライトな肉料理にも合わせやすいスパークリング。
ユンヌ・ファム(Une Femme)という缶入りスパークリング。250mlで800円という手の出しやすい価格。「The Callie」はロゼで、ジューシーな味わい。
ボー・リバージュという、内陸のクラークスバーグにあるワイナリーのシュナンブランです(5800円)。クラークスバーグは内陸ですが、サンフランシスコ湾からの冷涼な空気が入ってくるところなので、気温は意外と低いのが特徴です。ボー・リバージュはワイン・アドヴォケイトのレビュアーであるウィリアム・ケリーのワイナリーです。とてもバランスのよい味わい。
人気ブランド「スリー・ガールズ」のソーヴィニヨン・ブランです(2700円)。この価格帯だと、あっさりしすぎているソーヴィニヨン・ブランもあるのですが、これはバランスよく、うまみも抜群です。
シルヴァラードのソーヴィニヨン・ブラン(4000円)は、カリフォルニアのソーヴィニヨン・ブランの中でも故人的にはベンチマーク的ワインだと思っています。ニュージーランドでもフランスでもないカリフォルニアらしさがあるソーヴィニヨン・ブランで、特になめらかなテクスチャーで高級感があります。
マッジオ・ファミリーのピノ・グリージョ(2380円)。酸がしっかりあり、コクもあるワインです。
アイ・ブランド&ファミリーのアルバリーニョ(4700円)。うま味が爆発しています。
もう一つアイ・ブランド&ファミリーからシャルドネです(5900円)。果実味の強さと「コク」がしっかりあるシャルドネ。
オレゴンのイヴニングランドのシャルドネ(6800円)。古い樹のブロックを使ったものもありますが、このスタンダードのシャルドネはコスパ抜群。しっかりした酸が特徴。
なんと、このご時世に8800円から6400円と2000円以上も値下げしたという、オレゴンのポンジーのシャルドネ。オレゴンの老舗ワイナリーで2021年に、シャンパーニュのボランジェがオーナーになっています。ミネラル感あるシャルドネ。この価格は安いです。
ボニー・ドゥーンのロゼワイン、「ヴァン・グリ・ド・シガール」(2900円)。ボニー・ドゥーンの「シガール」シリーズはどれを買ってもはずれはないですが、このロゼもコクがありうまい。結構しっかりタイプのロゼです。サンソー50%となかなか珍しい品種構成。
オレゴンのイヴニングランドのセカンドラベル「セイレム・ワイン・カンパニー」のピノ・ノワール(4600円)。複雑味もありワンランク上の味わい。
カリフォルニアとオレゴンでエレガントなピノ・ノワールやシャルドネを作るフェイラ。これはソノマ・コーストのピノ・ノワール(6800円)。エレガントですが、果実味もしっかりとあり美味しい。
サンタ・リタ・ヒルズのドメーヌ・ド・ラ・コートの下位ブランド(購入ブドウで造る)のサンディ。オーナーはオレゴンのイヴニングランドと同じ、ラジャ・パーとサシ・ムーアマンです。下位ブランドとはいえ、このAVA表記のピノ・ノワール(7300円)にはドメーヌ・ド・ラ・コートの自社畑のピノ・ノワールなど単一畑で使っている畑のものが入っており、中身はかなり高級。酸の高さと果実味や複雑さなどレベル高い。
同じオーナーのオレゴンのイヴニングランドのピノ・ノワール(7500円)。こちらも酸高く深みのある味わい。
オレゴンのポンジーのピノ・ノワール。これも9500円から7000円と2500円値下げしました。オレゴンらしいミネラル感のあるピノ・ノワール。
ナパのホールのメルロー(7300円)。甘やかさがあり、樽もほどよく利いたやわらかい味わいのメルロー。ナパのメルローに求められるものを体現しています。
ニューヨークのベデル・セラーズのカベルネ・フラン(4700円)。エレガント系のカベルネ・フランで、凝縮感はやや欠けていますが、少し甘やかさもあり美味しい。
パックスのシラー エル・ドラド・カウンティ(5900円)。内陸のシエラ・フット・ヒルズの標高の高いところで造られるシラー。暖かいのかと思いきや、冷涼感強く、少し青さも感じるエレガントなシラー。とてもいいです。
ジョッシュ・セラーズのジンファンデル(2600円)。2000円台のジンファンデルらしい甘やかさがありますが、それだけでなくコクもあり、バランスの良さも光ります。
フェイラのエーレン・ジョーダンが造る個人ブランド「デイ」のジンファンデル(5300円)。ジョッシュ・セラーズのジンファンデルとは大きく異なる酸がきれいなジンファンデル。凝縮感もあり緻密な味わい。
クルーズ・ワインの代表的ワイン「モンキー・ジャケット」(4900円)。カリニャンやヴァルディギエなどのブレンド。バランスよくジューシー。
クロスド・パスのレッド・ブレンド。1200円はWine to Styleのカリフォルニアワインでは最安です。少し甘やかで、酸もあり樽感も上々でコストパフォーマンス抜群です。
オーク・リッジのカベルネ・ソーヴィニヨン(2800円)。樽感しっかりあり、コクもあるワイン。コスパいいです。
ジョッシュ・セラーズのリザーブ バーボン・バレル・エイジド・カベルネ・ソーヴィニヨン(3600円)。バーボン樽で熟成させたカベルネ・ソーヴィニヨンで、樽の甘い香りが特徴的。まろやかで樽好きにはたまらないでしょう。
トゥエンティ・ロウズのリザーブ・カベルネ・ソーヴィニヨン(4500円)。この価格帯にしてはしっかりストラクチャーもあり、美味しい。
アイ・ブランド&ファミリーのペイザン オールド・ヴァイン カベルネ・ソーヴィニヨン(4600円)。上のトゥエンティ・ロウズは好対照のエレガント系カベルネ・ソーヴィニヨン。きれいで秀逸な酸が特徴的。
シルヴァラードのエステート・カベルネ・ソーヴィニヨン(8850円)。5000円クラスのカベルネとは一線を画すレベル。
ファー・ニエンテ系のブランドの一つのポスト&ビーム(11500円)。ファー・ニエンテ系列はいずれも高品質ですが、これも期待に背かないレベル。それでいて価格はファー・ニエンテ(3万円)の半分以下で、コスパは高い。
マヤカマスのカベルネ・ソーヴィニヨン(27000円)。この日のナンバーワンといってもいい素晴らしいカベルネ。クラシックスタイルを貫いており、ストラクチャーが見事。
コンティニュアム(51000円)。カベルネ・フランが35%入ったボルドー系ブレンド。フランのエレガントさがうまく表現されています。
ハンドレッド・エーカーのジェイソン・ウッドブリッジが10年ぶりに復活させたブランド「フォーチュネイト・サン」。右の「ザ・ディプロマット」(33000円)はボルドー系ブレンドで、タンニン強くスコラクチャ―のあるワイン。左の「ザ・ドリーマー」(33000円)はフレッシュでエレガントなカベルネ・ソーヴィニヨン。どちらも素晴らしい。
グリーン&レッドのジンファンデル チャイルズ・キャニオン・ヴィンヤード(7500円)。シェ・パニーズのハウスワインとして有名なワイナリーで、ジャミーでないジンファンデルを作っています。これはジューシーできれい。
グリーン&レッドのフラッグシップであるジンファンデル ヘミンウェイ・エステート・リザーブ(16500円)。しなやかさがありストラクチャー、バランス、どれをとっても一級品。
ザ・ヒルトのベントロック・ヴィンヤード ピノ・ノワール(15000円)。ザ・ヒルトはコスパが異常に高いエステートのシャルドネとピノ・ノワールを紹介することが多いですが、今回は本数の関係でそれはパスして単一畑ものを試飲。これはむちゃうまです。
ハーンのピノグリ(2850円)。フレッシュで美味しいです。
ハーンのピノ・ノワール(2850円)。エレガントできれい。果実味も秀逸でバランスがいいです。
スミス&フックのカベルネ・ソーヴィニヨン(4900円)。きれい系で美味しいカベルネ・ソーヴィニヨン。