ソノマのワインはユーザーにどのように受け取られているかを調べたレポートがSonoma County Vintnersの会合で発表されました(Sonoma County's chardonnay a hit; pinot noir doesn't fare as well)。調査はナパのSt. HelenaにあるWineOpinions社によるものです。

調査は最もワインをよく飲み、また高いワインをしばしば飲む米国民を対象に行いました。

その結果、ソノマは品質およびコスト・パフォーマンスでどちらもトップ3に入った唯一の地域となり、20ドル以下のシャルドネでもトップの評価でした。

ただ、ハイエンドのピノ・ノワールではナパやオレゴンのウィラメット・ヴァレーに遅れを取りました。

また、およそ半分のユーザーはRussian River ValleyやAlexander Valleyのワインをたまに飲みますが、RockpileやGreen Valley、Bennett Valleyといった名前を知らない人も半数いました。

ナパでピノ・ノワール? と思ってしまいますが、ハイエンドのワインはナパという印象は強いのかもしれないですね。Napa Vintnersという強力な組織を持つナパと比べるとソノマはブランドの売り出しが弱い感じがします。ソノマのマーケティングももっと頑張ってほしいものです。