Mount Eden(発音はマウント・イーデンが近いですが、日本では通称マウント・エデン)はサンタ・クルーズ・マウンテンズにあるワイナリ。元々は1940年台にMartin Rayという人が興したワイナリで、カリフォルニアの歴史を勉強すると必ず登場する由緒あるワイナリですが、ここ4、5年で日本でもすっかり人気になりました。

きっかけは2008年のシャルドネ・エステートがWine Advocate誌で95点を取ったあたりかと思います(それとも2005年の96点のとき?)。その高評価でいて、日本での価格は5000円台~と比較的リーズナブル。味わいもコテコテではなくとてもバランスが良くて日本人の好みに合いやすいのかもしれません。

シャルドネだけでなくカベルネ・ソヴィニョンやピノ・ノワールも安定して高評価を得ています。

今回は2010年のピノ・ノワール・エステートが入荷。これもWine Advocate誌で96点と高い評価です。ワイナリ価格55ドルに対して6500円というのもありがたい価格。

ただし、WAでレビューしたAntonio Galloniによると、飲み頃は2020年(!?)からとのこと。セラーで熟成を待てる人向きかもしれません。