いわゆるカルト・ワインの中でもスクリーミング・イーグルと並んで一目置かれているのがハーラン・エステート。オーナーであるBill Harlanの息子、Willが新しいワイナリを始めました(A Napa-Valley Master Inspires a New Generation - WSJ.com)。

ワイナリ名はMascot。ワインはカベルネ・ソヴィニョン。2008ヴィンテージを75ドルで販売します。

実はこのワイン、HarlanやBondの畑の中で若すぎて使えないブドウを集めて作ったもの。さすが、Harlanでないとできないプロジェクトでした。今回の生産量は500ケースですが、将来は1000ケースまで増やす意向です。

Willは1987年生まれ。デューク大学を卒業後はコロラドでWebサイトの運営などをやっていたそうです。Harlanを200年続くワイナリにしたいと公言しているBill Harlanにとっては、引き継いでくれる人材が戻ってきたことは嬉しいのでしょう。