少雨が話題になるカリフォルニアですが、気温もとても高かったことが判明しました(California Just Had Its Warmest Winter on Record | Mother Jones)。

NOAA(アメリカ海洋大気庁)の記録によると2013年12月から2014年2月のカリフォルニアの気温は20世紀の平均よりも4.4°F(2.4℃)高く、119年の記録のうちで過去最高だったとのこと。一方降水量は少ない方から3番めとのことで、実は少雨よりも高温の方が記録破りだったようです。

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上の図で赤やオレンジは平年よりも高温だったところ、水色は低かったところを示します。数字は119年の記録のうち低い方から何番目だったかということ。ナイアガラの凍結が話題になったように、北東部、特に五大湖周辺は非常に寒かったことが分かります。

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一方、こちらは降水量。南西で少なく北東で多かったことが分かります。

記録も気になりますが、米国はこういうデータの図示が上手だなあと改めて感心。日本の気象庁にも頑張ってほしいです。