Wines & Vines誌が年刊の米国ワイナリ・データベースをまとめました(U.S. Winery Count Passes 8,000 - Wines & Vines - Wine Industry News Headlines)。それによると、2014年8月の全米のワイナリの数は8049。昨年の7611から403(6%)増えました。

州別に見ると当然ながら圧倒的に多いのはカリフォルニア。ただワイナリ数は3782と全体の48%。半分には達しませんでした。

2番めはワシントンで681。3番めはオレゴンで599、4番めはニューヨーク州で320です。オレゴンは昨年の550から49(10%)増え、増加数ではトップでした。

また、生産量で見ると、カリフォルニアは3億1300万ケースと、全体の89%にも達していました。

2番めはワシントン州で1300万ケースと全体の4%、3位はワイナリ数とは順位が入れ替わってニューヨーク州の1200万ケース(全体の3%)。

オレゴンは330万ケースとニューヨークの3分の1にも達していません。小さなワイナリばかりであることがよく分かります。

また同時に消費者への直接販売は2014年8月が7800万ドルと2013年の同月よりも17%、1100万ドル増えたことも明らかになりました。