アントヒル・ファームズ(Anthill Farms)は、ウィリアムズ・セリウムで出会った3人がソノマで作るワイナリです。ソノマやメンドシーノの畑から6種の単一畑のピノ・ノワール、2種の単一畑シラー、そしてAVAのピノ・ノワール2種とシラー1種を作っています。生産量はごくごく少なく、ほとんどがメーリング・リストで販売されています。

元Wine Advocate誌で現在Vinous Mediaを発行するアントニオ・ガッローニのお気に入りでもあり、「カリフォルニアで最も透明感があって優雅なピノ・ノワールの1つ」だと書いています。

Vinousで93点取った単一畑のシラーが2000円台(税抜き)、90点のAVAピノ・ノワールが4000円台と、コスト・パフォーマンスはかなり高いです。単一畑のピノ・ノワールは、ワイナリ価格が40ドル台に対して、現在の米国の市場価格は100ドルにも達しています。日本にも入荷されていますが、ほぼ売り切れ状態のようです。



ピノ・ノワールが買えなかったよ~という人は、同じワインメーカーの以下もお薦め。これもガッローニが93点を付けています。