著名なワインメーカーであるデビッド・レイミーが普及価格帯向けワインを作るワイナリーをオープンしました(Winemaker David Ramey to introduce affordable, fun wines | The Press Democrat)。

レイミーは自身のレイミー・ワイン・セラーズのほか、数多くのワイナリーでコンサルティングをしており、ソノマで一番忙しいワインメーカーではないかと言われるほどの人。特にレイミー・ワイン・セラーズのシャルドネはカリフォルニアでもトップクラスの一つと目されています。また、ナパでドミナスの立ち上げに携わったことでも知られています。

今回、新たに作ったサイドバー・セラーズには、レイミーの長女も参加。若い世代に向けた、より普及価格帯のワインを提供します。

最初に売り出すワインは3種類。ロウダイのケルナー(ドイツワインでよく使われる品種)、レイク・カウンティーのソーヴィニヨン・ブラン、ロシアン・リバー・ヴァレーのシラーを使ったロゼ。いずれもビンテージは2014で、価格は25ドル。今後はグルナッシュなども追加する見込み。

以前にもガロによるコンシューマーの調査を掲載しましたが、米国の若者の嗜好は、これまでとは大きく違うように感じます。日本の若者のワイン嗜好がどうなのかも気になります。