ガラス羽シャープシューターという昆虫が、マリン郡で発見されたことがわかりました(Marin County: Officials find insect posing serious threat to wine crops)。

ガラス羽シャープシューターはブドウの木など多くの樹木にとって害悪となるピアス氏病という病気を媒介することで知られています。感染すると治す方法が見つかっていないことから、致命的な病気として、一時期は第二のフィロキセラになるのではないかと恐れられていました。その後、当局の懸命な努力によりシャープシューターの広がりを防いだことで、これまでのところ大規模な被害にはいたらないでいます。

今回はヴェンチュラ郡の苗木屋から送られてきた木の中にガラス羽シャープシューターが見つかったとのこと。フィールドで見つかったわけではないので、即感染というわけではありませんが、それでもニュースになるくらい重要なことではあります。

今後も感染が広がらないことを祈るばかりです。