リヴァーズ・マリー(Rivers-Marie、リヴァース・マリー)というと、個人的にはピノ・ノワールのイメージが強いのですが、実はWine Advocate誌で高得点を取っているのは大半がカベルネ・ソーヴィニヨンです。ピノ・ノワールの最高得点はシルバー・イーグル2013の94点。それでも十分高得点ですが、95点超はシャルドネ1つを除いて全部カベルネ・ソーヴィニヨン。

リヴァーズ・マリーの高得点ワイン

考えてみれば、リヴァーズ・マリーのオーナー/ワインメーカーであるトーマス・リバーズ・ブラウンはカベルネ・ソーヴィニヨンで100点を連発しているシュレーダーのワインメーカーなのですから、カベルネ・ソーヴィニヨンが得意なのに決まっています。加えて、その人脈を活かして素晴らしい畑からブドウの供給を受けているのですから、すごいワインができるのも当然です。

そんなリヴァーズ・マリーのカベルネ・ソーヴィニヨン4種とシャルドネ1種(上記リストのトップの98点もの!)がカリフォルニアワインあとりえに一気に出ています。特にシャルドネは税込みでも9000円台。現地価格よりも大幅に安くなっています。ちなみにこの畑は先日飲んだリトライも使っているところ。ほほう、そこで来るか、という感じです。

シャルドネ以外はコロナ・ヴィンヤード2013(95点)、ロア・ヴィンヤード2013(97+点)、カリストガ2013(94点、畑はラークミードだとか)、パネク・ヴィンヤード2013(98+点)。ロア以外は1万円台と、これも実力や希少性を考えたらかなりのお買い得です。

お金があったら全部買い占めたいほどのワイン。



カベルネの中では、西側オークヴィルのコロナが個人的には気になるところ。