ワシントン州のワラワラでVital Winesというワイナリーが立ち上がりました。このワイナリーはノンプロフィットで、利益はブドウ畑の作業員たちのヘルスケアに使われます(Non-profit Winery to Fund Workers)。

ブドウ畑の作業員の多くはメキシコなどからの出稼ぎです。ブドウ畑では、刃物による傷を負ったり、ガラガラヘビの被害にあうこともありますが、ヘルスケアは十分とはいえません。ただ、ワラワラには既に、このような人たちでも治療を受けられる「SOS Health Services」というサービスがあり、今回のワインによる収益はそこに寄付されます。

ワインを作るためのブドウや、さまざまな道具、コルクやラベルといったものはすべて寄付でまかなっています。

このような試みがうまく働くといいですね。