トランプ米大統領は観光保護局などに対し、オバマ政権が作った「水質規制」のルールを見直すようにという大統領令に署名しました(Trump Aims To 'Eliminate' Clean Water Rule)。

トランプ大統領は見直しを求めるにあたって「経済成長を促し、不必要な規制をなくす」ことを念頭に置くようにとしています。

水質規制の条例は1972年に作られたものですが、最初は大きな川だけに適用されていました。しかし、小さな川にも同様の規制が必要なことがわかり、より広範囲に適用する規制をオバマ政権時に決めました。

この規制によって、家を建てるような小規模の開発においても環境コンサルタントによる許可が必要になり、負担がましていたとのこと。

そういう意味ではオバマ政権の規制はちょっと「やり過ぎ」と考えていた人も少なからずいたようです。

しかし、規制がなくなると水質を担保するのが難しくなるのも事実であり、単純になくすのではなく落としどころを見つけるべきでしょう。

トランプ政権に、そういう気があるのかどうかは不明ですが…

Russian River