カリフォルニアの旱魃はほとんど完了
数年間続いたカリフォルニア史上最大の旱魃はようやく終わったようです。というか、北カリフォルニアでは洪水が起こるなど、むしろ今では水害の話題が中心になるほど。
それでもサンタ・バーバラあたりなど、セントラル・コーストの南の方や、内陸部ではまだ旱魃状態が続いていたのですが、ようやくほとんどなくなり、過去5年で一番水が多い状態になっています。
例えば1年前の2016年3月初頭では、「中程度の旱魃」の地域が95%以上あったのが2017年2月末には8%台にまで下がりました。また82%あった「深刻な旱魃」の地域(図のオレンジ色)も4%になりました。
ほぼ旱魃は終わったといっていいでしょう。
ただ、サンタ・バーバラはまだ図の「深刻な旱魃」に相当するところが大部分。ここだけ雨が避けているのでしょうか。それでもここ数年よりはよほどましだと思いますが、ちょっと心配です。