クサギカメムシ(Brown Marmorated Stink Bug)がカリフォルニア州内で徐々に増加しています。まだカメムシによってワインが汚染されたという事例はないものの、今後注意が必要になるかもしれません。

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地図でピンクのエリアはすでにこのカメムシが住み着いているところ。水色のエリアは発見されたところ。ナパの東隣のYoloでは既に定着しています。

カリフォルニアで最初に発見されたのはロスアンゼルスで2006年のこと。都会を中心に広がる性質があり、サクラメントでも定着し、周りに波及していっているようです。10年でここまで広がってきたということは、今後さらに拡大していく可能性が高そうです。

ブドウ一房あたり3匹のカメムシの混入があると実際に味にも影響が出て来るとのこと。

[追記]当初ワイン1本あたりと書きましたが、ブドウ一房あたりの誤りでした。


ピアス病を媒介するシャープシューターなどと同様、今後コントロールが必要になってくるかもしれません。