布袋ワインズの試飲会から気になったワイン(2017年秋)
先日参加した布袋ワインズさんの試飲会から気になったワインを紹介します。
まずは白ワインからクラインのファームハウスホワイト2015(2000円)。ヴィオニエ43%、パロミノ40%などをブレンドした白ワイン。味わいの親しみやすさとバランスの良さが特徴。2000円はかなりのコスパです。
ナヴァロのゲヴェルツトラミネール(4500円)。品種はゲヴェルツトラミネール。香り豊か、きれいな味わい。
キャッスルロックのソーヴィニヨン・ブラン(2000円)。ドライなソーヴィニヨン・ブラン。しっかりした味わいでコスパ高い。
グロスのソーヴィニヨン・ブラン(3900円)。リッチな味わい。高級系ソーヴィニヨン・ブランの味。
ジョーダンのシャルドネ(6100円)。果実味豊か、酸もしっかりしておりバランス良い。
カリン・セラーズのシャルドネ「キュヴェLD」1994(6100円)。20年近くも熟成させてから発売するという変態ワイナリー。しかもリリースのタイミングとヴィンテージの順番が逆転することも多いのでわけわからないです。ここのワイン、さすがに酸化のニュアンスを感じることもありますが、今回のキュヴェLDはそれもなく、うまみ豊か。いい熟成をしています。
シャルドネ3つまとめて。右からロンバウアーの2015年(6300円)。レイミーのソノマ・コースト2014年(6500円)。ロキオリのエステート2015年(7900円)。ロンバウアーはリッチ系シャルドネの代表格。樽のニュアンスもしっかりでおいしい。レイミーは酸がきれい。全体にハイレベルなシャルドネ。ロキオリもリッチ系。おいしいです。
ここから赤ワイン。
コスパ系ピノ・ノワール2つ。シーグラスのサンタ・バーバラ・カウンティ2015(2600円)。10%シラーをブレンドしてコクを出しています。邪道かもしれないけど、味わいはイチゴやラズベリーなど赤系の果実味が中心でおいしいです。もう1つはキャッスルロックのカーネロス2012(2700円)。これも赤系の果実味がしっかり。エレガントだけどコクもあります。
ナヴァロのピノ・ノワール「ア・ランシェンヌ」2012(5700円)。バランス良くきれいな味わい。おいしい。
エレガント系カリピノの代表格であるリトライのソノマ・コースト2015(9500円)。AVAものとはいえ、このレベルのピノ・ノワールが1万円切るのはすばらしい。リトライの入門に。
ロキオリのピノ・ノワール エステート2015(1万400円)。リッチ系カリピノ。果実味しっかり、うまみたっぷり。おいしいです。
ヴァレンタインの蔵出しものメルロー2004年(3900円)。13年たってますが、まだタンニンもしっかり、凝縮感あり。まだ数年楽しめそう。お買い得です。
シェーファーの「TD-9」2015(9900円)。シェーファーのメルローといえばメルローの定番でしたが、2015年からはメルロー中心(56%)のブレンドに変わったようです。カベルネ・ソーヴィニヨンも28%入り、これまで以上にしっかりした味わい。TD-9というのはシェーファー一家が1973年にシカゴからナパに越してきてワイナリーを始めたときに、最初に買ったトラクターの名前。その冒険心にあやかってつけたとのこと。このワインのコンセプトは「一番おいしいブレンドを作る」とのことで、ブレンド比率も毎年変わるそうです。
スカラー&メイソン カベルネ・ソーヴィニヨン ナパ・ヴァレー2015(4300円)。5000円以下のナパのカベルネ・ソーヴィニヨンとしては最良のものの1つでしょう。ストラクチャがしっかりして、スパイスも効いた味わい。新入荷のワインです。
こちらも新入荷で、同じくナパのカベルネ・ソーヴィニヨン「CLRT」2014(4500円)。ワイナリーはブラックスミス。これもこの価格帯では非常にいいカベルネ。上と甲乙つけがたい味わい。
右はレイミーの「クラレット」2014(6900円)。バランス良くレベルの高いカベルネ・ソーヴィニヨン系ブレンド。これもコスパ高いです。左はホールのカベルネ・ソーヴィニヨン ナパ・ヴァレー2013(9500円)。モダン系のカベルネ・ソーヴィニヨンとして非常にレベル高いです。リッチでおいしい。
ホールの上級キュベ「キャサリン・ホール」2013(2万5000円)。これはダントツ。無茶苦茶おいしい。モダン系カベルネ・ソーヴィニヨンが好きな方へ。このヴィンテージからラベルにウサギ入り。
セゲシオのジンファンデル ロックパイル2014(7100円)。セゲシオのロックパイルは初めて試飲しましたが、複雑さやストラクチャがあってレベル高いです。
試飲会レポート、今のようにいいと思ったものを羅列するのがいいのか、もっと数本に絞った方がいいのか、2回くらいに分けた方がいいのか、ちょっと迷ってます。ご意見いただければ。
まずは白ワインからクラインのファームハウスホワイト2015(2000円)。ヴィオニエ43%、パロミノ40%などをブレンドした白ワイン。味わいの親しみやすさとバランスの良さが特徴。2000円はかなりのコスパです。
ナヴァロのゲヴェルツトラミネール(4500円)。品種はゲヴェルツトラミネール。香り豊か、きれいな味わい。
キャッスルロックのソーヴィニヨン・ブラン(2000円)。ドライなソーヴィニヨン・ブラン。しっかりした味わいでコスパ高い。
グロスのソーヴィニヨン・ブラン(3900円)。リッチな味わい。高級系ソーヴィニヨン・ブランの味。
ジョーダンのシャルドネ(6100円)。果実味豊か、酸もしっかりしておりバランス良い。
カリン・セラーズのシャルドネ「キュヴェLD」1994(6100円)。20年近くも熟成させてから発売するという変態ワイナリー。しかもリリースのタイミングとヴィンテージの順番が逆転することも多いのでわけわからないです。ここのワイン、さすがに酸化のニュアンスを感じることもありますが、今回のキュヴェLDはそれもなく、うまみ豊か。いい熟成をしています。
シャルドネ3つまとめて。右からロンバウアーの2015年(6300円)。レイミーのソノマ・コースト2014年(6500円)。ロキオリのエステート2015年(7900円)。ロンバウアーはリッチ系シャルドネの代表格。樽のニュアンスもしっかりでおいしい。レイミーは酸がきれい。全体にハイレベルなシャルドネ。ロキオリもリッチ系。おいしいです。
ここから赤ワイン。
コスパ系ピノ・ノワール2つ。シーグラスのサンタ・バーバラ・カウンティ2015(2600円)。10%シラーをブレンドしてコクを出しています。邪道かもしれないけど、味わいはイチゴやラズベリーなど赤系の果実味が中心でおいしいです。もう1つはキャッスルロックのカーネロス2012(2700円)。これも赤系の果実味がしっかり。エレガントだけどコクもあります。
ナヴァロのピノ・ノワール「ア・ランシェンヌ」2012(5700円)。バランス良くきれいな味わい。おいしい。
エレガント系カリピノの代表格であるリトライのソノマ・コースト2015(9500円)。AVAものとはいえ、このレベルのピノ・ノワールが1万円切るのはすばらしい。リトライの入門に。
ロキオリのピノ・ノワール エステート2015(1万400円)。リッチ系カリピノ。果実味しっかり、うまみたっぷり。おいしいです。
ヴァレンタインの蔵出しものメルロー2004年(3900円)。13年たってますが、まだタンニンもしっかり、凝縮感あり。まだ数年楽しめそう。お買い得です。
シェーファーの「TD-9」2015(9900円)。シェーファーのメルローといえばメルローの定番でしたが、2015年からはメルロー中心(56%)のブレンドに変わったようです。カベルネ・ソーヴィニヨンも28%入り、これまで以上にしっかりした味わい。TD-9というのはシェーファー一家が1973年にシカゴからナパに越してきてワイナリーを始めたときに、最初に買ったトラクターの名前。その冒険心にあやかってつけたとのこと。このワインのコンセプトは「一番おいしいブレンドを作る」とのことで、ブレンド比率も毎年変わるそうです。
スカラー&メイソン カベルネ・ソーヴィニヨン ナパ・ヴァレー2015(4300円)。5000円以下のナパのカベルネ・ソーヴィニヨンとしては最良のものの1つでしょう。ストラクチャがしっかりして、スパイスも効いた味わい。新入荷のワインです。
こちらも新入荷で、同じくナパのカベルネ・ソーヴィニヨン「CLRT」2014(4500円)。ワイナリーはブラックスミス。これもこの価格帯では非常にいいカベルネ。上と甲乙つけがたい味わい。
右はレイミーの「クラレット」2014(6900円)。バランス良くレベルの高いカベルネ・ソーヴィニヨン系ブレンド。これもコスパ高いです。左はホールのカベルネ・ソーヴィニヨン ナパ・ヴァレー2013(9500円)。モダン系のカベルネ・ソーヴィニヨンとして非常にレベル高いです。リッチでおいしい。
ホールの上級キュベ「キャサリン・ホール」2013(2万5000円)。これはダントツ。無茶苦茶おいしい。モダン系カベルネ・ソーヴィニヨンが好きな方へ。このヴィンテージからラベルにウサギ入り。
セゲシオのジンファンデル ロックパイル2014(7100円)。セゲシオのロックパイルは初めて試飲しましたが、複雑さやストラクチャがあってレベル高いです。
試飲会レポート、今のようにいいと思ったものを羅列するのがいいのか、もっと数本に絞った方がいいのか、2回くらいに分けた方がいいのか、ちょっと迷ってます。ご意見いただければ。