ナパのオークヴィルにあるワイナリー、フープス(Hoopes)がヨントヴィルにあるホッパー・クリーク・ヴィンヤード&ワイナリー(Hopper Creek Vineyard & Winery)を買収したと発表しました(Hoopes Vineyard has acquired Hopper Creek Vineyard and Winery in ...)。
Hoopes Vineyard
フープスはこれまで畑は持っていたものの、ゲストを迎えられるテイスティングルームなどがありませんでした。小規模なワイナリーにとってDtC(Direct to Consumer)と呼ばれる消費者との直接のコネクションによる販売の重要性は年々増しており、テイスティングルームがないことは事業継続の足かせになりかねなかったようです。

ホッパー・クリークはヨントヴィルのダウンタウンから少し南。ハイウェイ29と並行して走るワシントン・ストリートに面しています。ハイウェイ29を北上する旅行者にとってはワイナリー密集地帯に入る手前にあるワイナリーということで、集客効果はありそうです。

フープスのワインは日本ではアイコニックワインが輸入しています。非常にコストパフォーマンスが高い「フープラ」というブランドと、上級の「フープス」があります。知名度はそれほど高くないですが、どちらもいいワインです。