Wine Enthusiast誌の2017年ベストバイ100で見事2位になったのがウッドブリッジ(Woodbridge)のピノ・ノワール2015でした。日本でもおなじみのウッドブリッジですが、カベルネ・ソーヴィニヨンは何度も飲んだことがあるものの、ピノ・ノワールは多分未経験です。せっかくなので飲んでみました。
Woodbridge Pinot Noir 2015

色はガーネット。ピノ・ノワールらしい色です。もうちょっと濃い目かなあと思ったので少し意外でした。味わいはチェリーやストロベリーの赤系の果実に、ちょっと煮詰めたようなジャムのニュアンス。甘苦さを感じます。樽の感じもあります。酸は弱め。

個人的にはもう少し酸があって樽が少ないほうが好きですが、これはこれで飲みやすくていいと思う人も少なからずいるでしょうね。好みの方向性ではなかったのでリピートするかどうかは微妙ですが、悪くはないと思います。高いピノ・ノワールを開ける気分じゃないけど、ちょっとピノ・ノワール飲みたいって思うことはよくあるので、そういうときの選択肢にはなりそです。

ちょっと調べていたところ、雑誌「ワイン王国」でも星5つの高い評価だったそうです。

1本1000円しないワインですから、ケース買いもありでしょうね。


世界のピノ・ノワール飲み比べのセットに入っていたりもします。カリフォルニア代表ということだと責任重大ですね(笑)。



ところでWine Enthusiastのベストバイのリストを見ていたら13位には「スリー・シーヴス(Three Thieves)」のカベルネ・ソーヴィニヨン2014が入っていました。コスパワインやハンバーガーショップで知られるジョエル・ゴットが「南仏プロヴァンスでのワイン造りを経て、アメリカではワシントン州のチャールズ・スミスとのジョイント"Charles & Charles"で一世風靡したチャールズ・ビーラー。11歳で起業し様々なビジネスを手がけた後1999年よりワイン造りに転じたロジャー・スコメーニャ」(布袋ワインズの紹介ページより)と組んで造るワインです。何回か試飲したことありますが、これのコスパは納得。お薦めです。