著名な評論家ジェームズ・サックリングが2016年にベストワインとして選んだのがオーパス・ワン2013でした。2017年は残念ながらカリフォルニアではありませんが、チリのワイン「アルマヴィーヴァ2015」。ご存知の方が多いと思いますが、チリ版のオーパス・ワン的なワインで、シャトー・ムートン・ロートシルトと、チリのコンチャ・イ・トロとの合弁で作っているボルドー・ブレンドです。

ちなみに3位にもチリの「セーニャ2015」が入っています。アルマヴィーヴァと同様、サックリングは満点を付けています。

どちらのワインも1万円台。チリのワインの中では高価ですが、オーパス・ワンが4万円近くになっていることを考えると半額で手に入ります。先日「カリフォルニアのカベルネ系でパーカー評価が一番高いワインは?」で取り上げたワインも実売価格は2万円を超えます。やはりチリのワインはまだ格安です。おそらく20年後には「あのころはアルマヴィーヴァも1万円台で買えたんだよなあ」と遠い目で思っていそうな気がします。

実は今年はちょっとチリワインにも縁があったので、このあたりのワインも気になります。

なお、カリフォルニアでトップだったのは8位に入ったリトライのピノ・ノワール「ヘイヴン」2014でした。サックリ具はカベルネ系に高い点をあげる傾向があるので、その中でエレガント系のピノ・ノワールが入ったのは快挙です。

ウメムラは16時までの注文は即日発送です。今日頼めばまだギリギリクリスマスに間に合うと思います。

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