昨日、レアムのアブソードを紹介しましたが、カリフォルニアのカベルネ・ソーヴィニヨンやボルドー・ブレンドのワインでどれが評価が高いのでしょうか。

いろいろ意見はあると思いますが、まずはWine Advocate、いわゆるパーカーポイントに基いて調べてみました。方法は、2001年から最新ヴィンテージまでのWine Advocate誌のレイティング(レビュアーはパーカーだけではありません、念のため)から、平均と標準偏差を求めています。94+など「+」が付く場合は94.5点など0.5点加算、92-94など幅がある場合は上と下の平均を取っています。

ポイントが高いと思われるワイン27種類について調べた結果が次の表です。

カリカベ

昨日のレアム「アブソード」が一番平均が高く98.6となっていますが、最近の4ヴィンテージ以外は2005年に93点というのがあるだけなので、ちょっと標本数が少ないです。これを除くとシュレーダーのCCSが98.4とさすがの高得点でした。標準偏差も1.77と低く、安定して高い点を取っていることが分かります。

このほか平均が98点を超えたのはコルギンのIX(ナンバーナイン)エステート、ハーラン・エステート、ハンドレッド・エーカーのカイリ・モーガン、ロコヤのマウント・ヴィーダーでした。

コルギンやハーランは順当なところですが、ハンドレッド・エーカーやロコヤはここまで評価が高いとは思っていなかったのでちょっとびっくりです。ロコヤは100点のワインでも5万円台で売っていることもあるので、お買い得かもしれません。


ハンドレッド・エーカーもリーズナブルとまでは言えませんが、評価と比べると多少割安な感じがします。


エイブリューのマドローナ・ランチは標準偏差が1.66と一番小さく、安定感では抜群です。ボンドのヴェシーナはさすが、スクリーミング・イーグルは価格から見ると意外と評価は高くないという気もしないでもないです。

その次の3本、スポッツウッド、シェーファーのヒルサイド・セレクト、ドミナス・エステートは平均97.4~97.5。標準偏差がちょっと大きく、評価のブレは大きめではありますが、ヴィンテージによっては2万円台で買えることもあるので、やはり狙い目にはなりそうです。

プランプジャックのリザーブやメイバックは、このリストの中では知名度は比較的低いかもしれませんが、評価では負けていません。

さて、注目の1つはオーパス・ワンですが平均95点というのは予想以上に高い点。マイケル・シラッチ体制になってからだともう1点くらい評価が上がります。ばらつきも少ないです。カリフォルニアを代表するワインとして納得のいく評価でしょう。

そのオーパス・ワンを評価で上回っているのがティム・モンダヴィのコンティニューム。将来はスポッツウッドなどに並んでくる可能性が高いのではないでしょうか。

今回のワインのセレクションは、過去のレイティングなどを見て高そうなものや、これは美味しいと思うものを入れていますが、いろいろ抜けもあると思います。これも調べろ、というのがあったら教えてください。

もちろん、評価法についてのご意見も歓迎です。