カリフォルニアのシャルドネでパーカー評価が一番高いワインは?
先日「カリフォルニアのカベルネ系でパーカー評価が一番高いワインは?」という記事を公開しましたが、それのシャルドネ版を調べてみました。
対象としたワインはこれまでWine Advocate誌のレビューで98点以上を複数回取ったワイン。これが全部で14種ありましたが、うちオーベール(Aubert)が5本、ピーター・マイケル(Peter Michael)が4本と、これだけで約3分の2を占めてしまいました。
残りはキスラー(Kistler)のキュベ・キャスリーン(Cuvee Cathleen)、マーカッサンのマーカッサン(Marcassin Marcassin Vineyard)、コングスガード(Kongsgaard)のザ・ジャッジ(The Judge)、モレ・ファミリー(モルレ・ファミリー、Morlet Family)のクードクー(Coup de Coeur)、ポール・ホブス(Paul Hobbs)のキュベ・アグスティーナ(Cuvee Agustina)です。
計算方法などは前回と同じですが、ヴィンテージは2006~2016年を採用しています。シャルドネはそれほど熟成して飲むことは多くないと考えたからです。
では結果を見てみましょう。
おそらくほとんどの人が予想した通り、マーカッサン(マーカッシン)が一番でした。一番低い年で96点と安定しています。100点は2008、2012、2013の3回。
これに迫るのがオーベールのシュガー・シャックとイーストサイド。シュガー・シャックは2012年、イーストサイドは2011年からレビューされている比較的新しいワインです。シュガー・シャックは満点はないものの97~99のレイティングしか取っていないという安定さ、イーストサイドは2011年に94点というちょっと低い(この中では)評価がありますが、後は98点以上。2013年に満点。
5番目だったオーベールのCIXも2011年からの掲載で、2011年の91点を除くとすべて97点以上で2015年に満点を取っています。
4番目はピーター・マイケルのポイント・ルージュ(Point Rouge)。これはピーター・マイケルの中でもベストのシャルドネをブレンドしたもの。ピーター・マイケルのシャルドネの中では最高峰という位置づけであり、それを裏付ける結果となりました。
コングスガードのザ・ジャッジはもっと上に来るかと思いましたが僅差で6位。マーカッサンとは約1点の差がありました。
7位はまたもオーベール。ローレンは長く続いている単一畑で、シャルドネの中ではフラッグシップ的な位置づけ。何回か試飲していますが、すばらしいシャルドネです。
8位はモレ・ファミリーのクードクー。ただ、これも2009年に89点という突出して低いレイティングを取っており、そのヴィンテージをはずすと平均は98点を超えます。
大体ここまでがトップ・グループと言っていいのではないでしょうか。
どのワイナリーも日本への輸入はありますが、オーベールは今回のワインは入ってきていないようです。モレ・ファミリーのクードクーも多分入っていないでしょう。また、入ってきているものも本数は相当少ないです。カベルネ系に比べるとシャルドネのトップクラスを入手するのはかなり大変そうです。(聞いた話では、コングスガードのジャッジなどは抱き合わせ販売で、ほかのものを相当買わないと入荷できないそうですし)
なお、キスラーのキュベ・キャスリーンは平均95.9。ここまでの上位と比べると若干評価は下という感じです。
キスラーは価格もちょっと安くなります。
対象としたワインはこれまでWine Advocate誌のレビューで98点以上を複数回取ったワイン。これが全部で14種ありましたが、うちオーベール(Aubert)が5本、ピーター・マイケル(Peter Michael)が4本と、これだけで約3分の2を占めてしまいました。
残りはキスラー(Kistler)のキュベ・キャスリーン(Cuvee Cathleen)、マーカッサンのマーカッサン(Marcassin Marcassin Vineyard)、コングスガード(Kongsgaard)のザ・ジャッジ(The Judge)、モレ・ファミリー(モルレ・ファミリー、Morlet Family)のクードクー(Coup de Coeur)、ポール・ホブス(Paul Hobbs)のキュベ・アグスティーナ(Cuvee Agustina)です。
計算方法などは前回と同じですが、ヴィンテージは2006~2016年を採用しています。シャルドネはそれほど熟成して飲むことは多くないと考えたからです。
では結果を見てみましょう。
おそらくほとんどの人が予想した通り、マーカッサン(マーカッシン)が一番でした。一番低い年で96点と安定しています。100点は2008、2012、2013の3回。
これに迫るのがオーベールのシュガー・シャックとイーストサイド。シュガー・シャックは2012年、イーストサイドは2011年からレビューされている比較的新しいワインです。シュガー・シャックは満点はないものの97~99のレイティングしか取っていないという安定さ、イーストサイドは2011年に94点というちょっと低い(この中では)評価がありますが、後は98点以上。2013年に満点。
5番目だったオーベールのCIXも2011年からの掲載で、2011年の91点を除くとすべて97点以上で2015年に満点を取っています。
4番目はピーター・マイケルのポイント・ルージュ(Point Rouge)。これはピーター・マイケルの中でもベストのシャルドネをブレンドしたもの。ピーター・マイケルのシャルドネの中では最高峰という位置づけであり、それを裏付ける結果となりました。
コングスガードのザ・ジャッジはもっと上に来るかと思いましたが僅差で6位。マーカッサンとは約1点の差がありました。
7位はまたもオーベール。ローレンは長く続いている単一畑で、シャルドネの中ではフラッグシップ的な位置づけ。何回か試飲していますが、すばらしいシャルドネです。
8位はモレ・ファミリーのクードクー。ただ、これも2009年に89点という突出して低いレイティングを取っており、そのヴィンテージをはずすと平均は98点を超えます。
大体ここまでがトップ・グループと言っていいのではないでしょうか。
どのワイナリーも日本への輸入はありますが、オーベールは今回のワインは入ってきていないようです。モレ・ファミリーのクードクーも多分入っていないでしょう。また、入ってきているものも本数は相当少ないです。カベルネ系に比べるとシャルドネのトップクラスを入手するのはかなり大変そうです。(聞いた話では、コングスガードのジャッジなどは抱き合わせ販売で、ほかのものを相当買わないと入荷できないそうですし)
なお、キスラーのキュベ・キャスリーンは平均95.9。ここまでの上位と比べると若干評価は下という感じです。
[2008] マーカッシン マーカッシン・ヴィンヤード シャルドネ |
[2009] ピーター・マイケル シャルドネ ポイント・ルージュ |
[2012] コングスガード シャルドネ・ザ・ジャッジ |
キスラーは価格もちょっと安くなります。
[2012] キスラー シャルドネ キュヴェ・キャスリーン ※ラベル傷あり |