昨日も「リヴァース・マリー」のワインで取り上げたワインメーカーのトーマス・リヴァース・ブラウン。今一番人気の高いワインメーカーの一人だと思います。その彼がソノマのフェラーリ・カラーノでコンサルタントに就任したと発表されました(Ferrari-Carano Hires Winemaker Thomas Rivers Brown To Consult)。
トーマス・リヴァース・ブラウン

すべてのワインを見るのではなく、カベルネ・ソーヴィニヨンだけを担当します。アレキサンダー・ヴァレーとナイツ・ヴァレーの自社畑におけるブドウの栽培から見ていくとのこと。

トーマス・リヴァース・ブラウンは「アレキサンダー・ヴァレーとナイツ・ヴァレーはカベルネで重要になりつつあるエリアだ。特に品質を重視したワインが増えつつある。人々はプレミアムなカベルネのソースとしてナパ以外に目をつけはじめており、フェラーリ・カラーノのエステートのマウンテン・ヴィンヤードはその動きにあったものだ」と述べています。

フェラーリ・カラーノはシャルドネなども、いいものを持っているので、そちらも担当するのかと思ったらカベルネだけでした。日本にも輸入されているはずですが、見たことほとんどないですね。

トーマス・リヴァース・ブラウンはただ単に美味しいワインを造るというだけでなく、ワイナリーやテロワールの個性をどこのワインでも発揮しているのがすごいと思います。その彼がフェラーリ・カラーノを選んだということは、今後のソノマのカベルネには一層注目すべし、というところなのでしょう。

昨日紹介したリヴァース・マリーのカンツラーはほんとお得なので、再掲しておきます。