ナパにスパークリングワイン専業のカスタム・クラッシュ(ワインの醸造や熟成を行う施設)が誕生しました(New project in Napa, Brut Custom Crush)。名前は「ブリュット・カスタム・クラッシュ」。設立したのは、ナパにあるカスタム・クラッシュの「ワイン・ファンドリー」(Wine Foundry)と元シュラムスバーグのワインメーカーのクレイグ・ルーマー(Craig Roemer)氏、トルスー・ブリュット・ボトリング(Trousseiux Brut Bottling)という移動瓶詰めサービス。

ソノマのヒールズバーグにはラック・アンド・リドル(Rack and Riddle)というスパークリング・ワインのカスタム・クラッシュがありますが、これまでナパには似たような設備がありませんでした。これで、小規模な生産者がスパークリング・ワインに参入しやすくなります。

なお、施設は既存のワイン・ファンドリーのものを使います。ワイン・ファンドリーはこれまで赤ワインを中心にビジネスをしており、スパークリング・ワインの醸造とは時期が異なるので共存できるといいます。

ワイナリーでクラブメンバー向けにスパークリング・ワイン作りたいところとか、多いのではないかと思います。これは良さそう。