ワシントン、オレゴン、カリフォルニアを得意とするインポーター、オルカ・インターナショナルの試飲会に参加しました。オルカ単独の試飲会への参加はこれが初めてです。

美味しかったワインを白から見ていきましょう。

ソーコル・ブロッサー
ソーコル・ブロッサーは1971年に最初に植樹をしたというオレゴンのパイオニア。2005年からはオーガニックな栽培の証明を受けています。今回、感銘をうけることが多かったここのワインの中でも、傑出していたのがこのシャルドネ2016(4300円=希望小売価格、以下略)。非常に旨みがあり、複雑さのあるワイン。7000~8000円クラスの味わい。

キング・エステート ピノ・グリ
キング・エステートのピノ・グリ2016(2600円)。ピノ・グリってさわやかで飲みやすいけど、それ以上のもう一つがあまり見当たらない気がします。これはオレンジ・ピールのような旨みと軽い苦味があって、飲みやすいだけでない美味しさを持っていました。

チャールズ・スミス カンフー・ガール2016
チャールズ・スミスのカンフー・ガール2016(2400円)。リースリング100%。さわやかで甘酸っぱく飲みやすいワイン。印象的なワイン名とラベルで、パーティなどに活躍しそうなワイン。

Kヴィントナーズ ヴィオニエ パワーライン2015
Kヴィントナーズのヴィオニエ、パワーライン・ヴィンヤード2015(7500円)。ヴィオニエで7000円台って初めて飲むかもしれません。ヴィオニエにこんなに出すの?と思わなくもなかったのですが、試飲してびっくり。これは美味しいし、深みもあります。7000円台出す価値はあります。

ランチ32 シャルドネ
ランチ32のシャルドネ(1780円)。バランスよくコスパ高いです。後で出てくるカベルネ・ソーヴィニヨンもよく、コスパでは今回随一でした。

チョークヒル シャルドネ ソノマ・コースト2016
高級シャルドネの老舗チョークヒルのシャルドネ ソノマ・コースト2016(3900円)。チョークヒルはこの上にエステートのシャルドネがあり、そちらも文句なく美味しいのですが、エステートが6900円に対して、こちらは3900円と3000円も安くなっています。エステートの力強さには負けるものの、リッチなタイプのシャルドネとしては比較的安価であり、バランスもいい味わいです。

ソーコル・ブロッサー ロゼ
ソーコル・ブロッサーのロゼ(3100円)。ピノ・ノワール100%のロゼで酸と果実味がいいバランス。これは美味しいです。夏に飲みたいワイン。

ソーコル・ブロッサー ピノ・ノワール ダンディー・ヒルズ2014
ソーコル・ブロッサーが続きます。これはピノ・ノワール ダンディー・ヒルズ2014(4600円)。酸と旨み、果実味のバランスがいいです。

チャールズ・スミス ブーン・ブーン2015
チャールズ・スミスのシラー ブーン・ブーン2015(2800円)。濃厚でコスパのいいシラー。

ランチ32
ランチ32のカベルネ・ソーヴィニヨン(1780円)。AVAはモントレーで、カベルネ・ソーヴィニヨン91%のほあ、シラー(5%)、プティ・ヴェルド(4%)が入っています。アルコール度も13.5%とそれほど高くなく、バランスよく、酸もほどよく効いています。1000円台のカベルネ・ソーヴィニヨンとしては破格の味わいです。

ボーグル プティ・シラー
ボーグルのプティ・シラー2015年。ボーグルは安心の味わい。さまざまな品種のものが出ていますが、どれもはずれはないです。その中でこれを選んだのはプティ・シラーのタニックさが上手に出ているから。濃くてやや甘のワインがもてはやされる昨今、これだけしっかりタニックなのはかえって貴重な感じがします。

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