ナパの名門ワイナリー「ストーニー・ヒル(Stony Hill)」が同じくナパにあるロング・メドー・ランチ(Long Meadow Ranch)に売却されることが発表されました(Napa Valley’s Stony Hill Vineyard sells to Long Meadow Ranch - SFGate)。どちらも家族経営のワイナリーです。

Long Meadow Ranch | 2004 Cabernet Sauvignon
ストーニー・ヒル
ストーニー・ヒルは1952年にマックレア(McCrea)家が設立したワイナリー。ナパでは珍しく、生産量のほとんどが白ワインというワイナリーです。古典的なシャルドネは昔からのファンが多くいます。ただ、近年は設備の老化や畑の植え替えといった大規模な投資に踏み込むことができず、今回の売却にいたりました。

ロング・メドー・ランチはホール家が持つワイナリー。ワイナリー以外にも、オリーブオイルや野菜、果物、牛肉などの農産物を生産・販売しています。有機農法を採用しており、ストーニー・ヒルも今後は有機農法に切り替えるとのこと。また、ストーニー・ヒルの従業員はロング・メドー・ランチ傘下で働くことになります。